2011年9月22日(木) 

　先週の札幌で出走したウインガルーダですが、逃げを争う厳しいレース展開ではありましたが、大きく離された最下位に敗れてしまいました。
　中央へ再転入後は、持ち前のスピードを武器に短距離戦で500万下クラスの勝ち上がりを目指していましたが、掲示板にすら載ることができませんでした。そこで、条件を変更してダート1700m戦に出走しましたが、レース早々に馬群から脱落して、大差の最下位と残念ながら大きな変わり身はありませんでした。中央再転入後5戦を消化して、思うような結果を残せなかったことから、西浦調教師と当クラブで協議を行った結果、ここで現役を引退することで方針がまとまりました。
　「ウインセイヴァーの全弟ということで、私自身も当初から期待していた馬でしたが、未勝利戦終了期間までに勝ち上がらせることができず、さらには私の希望で地方出戻り制度まで適用させていただいたにもかかわらず、結果を残すことができずに本当に申し訳ありませんでした」と、西浦調教師は深々と頭を下げていました。
　なお、ガルーダは、9月24日（土）に中央競馬の登録抹消手続きを行います。また、今後につきましては、地方競馬での引き取り先が見つかりましたので、詳細につきましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします引退通知書にてお伝えいたします。
　ここまでガルーダに温かいご声援を送っていただいた会員の皆様には、心より感謝するとともに、地方出戻り制度を適用し、現役を続行させていただいたにも関わらず、中央競馬で思うような結果を出せずに引退となってしまったことを心からお詫び申し上げます。

2011年9月15日(木) 

　現在、札幌競馬場在厩9/19（月）札幌8R　3歳以上500万下（ダート1700m）に出走が確定しました。

≪9月15日木曜日更新≫
　今週の出走を予定しているウインガルーダは、昨日14日（水）にダートコースで併せ馬の追い切りがかけられています。相手は2歳500万下のサドンストームで、ガルーダの先行でスタートしますが、すぐにサドンストームが追いついてきて、残り4F標識からは体を併せて進んで行きます。ピッタリと併走をキープしたまま迎えた直線では、手応えでやや分が悪くなってしまい、気合をつけられた程度の相手に対して、強めに追われたガルーダが1秒ほどの遅れでゴールとなっています。それでも西浦調教師は「無理をしたわけではないですし、動き自体は悪くありません」と今週の出走を決意しています。出走レースは「ちょっと長いようにも思いますが、短距離でも結果を残すことができていませんし、ダート1700mを選択したいと思います」と語り、今週の札幌月曜8Rダート1700mに長谷川騎手で出馬投票、その後、無事出走が確定しています。ここで上昇が見出せないと厳しい判断をしなければいけない事態も想定されますから、ガルーダの頑張りに期待したいところです。なお、本日15日（木）は厩舎周りの運動で調整が行われています。

2011年9月8日(木) 

　9/8（木）に北海道・新冠のコスモヴューファームを退厩、札幌競馬場へ入厩しました。

≪9月8日木曜日更新≫
　出走間隔の調整も兼ねて、北海道新冠にあるコスモヴューファームへ放牧に出ていたウインガルーダが、本日8日（木）、札幌競馬場にある西浦厩舎出張馬房へ入厩しました。「牧場から距離の延長を提案されましたので、ジックリと状態を確認して、距離を選択したいと思います」と、西浦調教師は話していました。

2011年9月1日(木) 

　現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本〜3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
　担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。火曜日は、準オープンクラスの馬と併せ馬で時計を出しましたが、坂路3本目が追い切りというメニューだったので、さすがにキツい様子でした。しかし、バタッと止まることはなく、最後まで相手に食らいついていましたよ。ガルーダは、確かにスピードはあるタイプですが、性格や走り方を見ていると、意外と距離は融通が利くタイプなのではないかと思うんです。ですので、西浦調教師にも少し距離を伸ばすことを提案したいと思います。今後は2回札幌開催へ向けて仕上げを進めていきます」と話していました。