2011年2月1日(火) 

　今週の出走に向けて調整が進められていたウインマーベリックですが、本日1日、坂路調教を行ったところ、止め際で左トモを落とすようにガクッとバランスを崩し、その場から動けなくなってしまいました。直ちに馬運車で診療所に運ばれ検査が行われましたが、「左後第一趾骨粉砕骨折」という悲痛な診断結果となりました。もう立っていることも不可能な状態になり、獣医師の「これ以上は馬を苦しめるだけになってしまいます」との見解が言い渡されたことから、その場で安楽死の処置が取られました。いまはただマーベリックの冥福を祈るほかありません。
　安田調教師は「期待通りに新馬勝ちを飾ってくれて、これからどんどん良くなって行く馬と楽しみにしていましたので、今回のことは残念で仕方がありません。このような形になってしまい、会員の皆様には深くお詫び申し上げます」と深々と頭を下げておられました。
　出資会員の皆様には、志半ばでこのような事態になってしまったことを心よりお詫び申し上げますとともに、ここまでマーベリックに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
　なお、本馬は3歳馬のため、競走馬保険対象額が出資金の70％となります。今後のお手続きに関しましては2/28（月）のお引き落としを最後とし、保険金、見舞金の支払い、維持会費の精算は規約通り翌々月末の4月末となります。
　また、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。

2011年1月27日(木) 

　現在、栗東：安田隆行厩舎在厩。

≪1月26日水曜日更新≫
　今朝のウインマーベリックは、高柳調教助手が騎乗して坂路を単走で1週前追い切りを敢行しています。「今日はテンからびっしり行くように指示しました」という安田調教師の言葉通りに意欲的な内容となり、4F52秒8、ラスト1F12秒9という時計が出ていました。先週末日曜日にも同じく坂路で4F54秒4、ラスト1F13秒9をマークしているように、先週の熱発の後遺症は心配しなくてもいいと判断してよさそうです。これにより、次走は来週の東京日曜6Rダート1400mに向かうことが正式に決定。ジョッキーはまだ調整中とのことでした。

≪1月27日木曜日更新≫
　追い切り明けのウインマーベリックですから、今朝は臼井調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。安田調教師は「熱発で休んだのは、その日一日だけ。想像していたより上手に立ち直ってくれました」と、満足そうな表情。来週の東京遠征に自信を浮かべていました。

2011年1月20日(木) 

　現在、栗東：安田隆行厩舎在厩。

≪1月19日水曜日更新≫
　来週の東京遠征へ向けて、今朝は1週間追い切りを予定していたウインマーベリックですが、臼井調教助手が検温してみると39度の熱発が見られました。元気がないわけではないそうですが、念のために診療所に診察を仰ぎ、今日は軽い運動だけで楽をさせてもらっています。診断の結果は一過性の感冒でしたので大きな心配は無用ですが、とはいえ、来週の東京遠征は延期せざるをえないでしょう。

≪1月20日木曜日更新≫
　熱発の影響が心配されたウインマーベリックでしたが、昨日の午前中の時点で平熱に戻り、今朝の検温では37.8度。この馬の平熱は38度ぐらいだそうですから、むしろ低いぐらいになっていました。そういうわけで、獣医師からも今朝から乗り出しOKの診断が出て、角馬場でごくごく軽めではありましたが乗り込みを再開しています。安田調教師もホッとした表情で、「予定より1週延ばして、2月6日、東京日曜6Rダート1400mにスライドさせます」と、早くも仕切り直しとなる新たな予定を組んで張り切っていました。

2011年1月13日(木) 

　1/9（日）に滋賀県・甲賀のグリーンウッド・トレーニング甲南馬事公苑を退厩、栗東：安田隆行厩舎へ帰厩しました。

≪1月12日水曜日更新≫
　先週末9日に検疫が繰り上がったことで帰厩を完了しているウインマーベリック。ソエはすでに治まっていますし、年末に牧場でラチを蹴って外傷を負うアクシデントがあったそうですが、キズはすっかり回復しているそうです。今朝は持ち乗りの臼井調教助手が騎乗して坂路を楽走で1本。併走相手はちょっと懐かしいぐらいに間隔が空いている古馬OPシンメイフジでした。安田調教師は「1月29日、東京土曜7Rダート1400m。もしくは、その翌週となる2月6日、東京日曜6Rダート1400mという番組がありますから、そのどちらかを狙って遠征させます」と、早い時期の出走を語っていました。

≪1月13日木曜日更新≫
　ウインマーベリックは、古川騎手が騎乗して坂路を単走で軽めの追い切りがかけられました。脚色は強めに近いほぼ馬なりでしたが、今日の坂路はかなり時計がかかる状態でしたから、4F55秒6、ラスト1F13秒8ならむしろ速い数字です。古川騎手も「嫌気をさしてもおかしくなかったのに、最後まで集中できていました」と、及第点評価をしています。再来週から始まる東京開催には十分に間に合いそうな雰囲気です。