2013年5月1日(水) 

　先週の京都では、距離延長で変わり身が期待されたウインローランでしたが、前2走と同様にスタートダッシュはひと息。後方からの競馬を強いられ、ラストもそのまま流れ込んでの11着という結果に終わりました。初距離というハンデキャップこそありましたが、デビュー時太かった馬体は徐々に引き締まっていたように確実に良化が感じられるデキだっただけに、この内容は残念でした。まだ3戦しかこなしていないローランですが、レース内容が乏しく変わり身が見られない現状を受け、関係者で協議を行った結果、勝ち上がりは厳しいという結論に達し、残念ではありますが、現役引退を決定。本日1日（水）に中央競馬の登録を抹消しました。
　今後は、地方競馬の馬主に売却し、地方・名古屋競馬に移籍予定です。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2013年4月25日(木) 

　帰厩からおよそ2週間で今週の出走を予定しているウインローランですが、先週末21日（日）も坂路で軽く時計が出されているように、出走態勢は着々と整ってきています。
　そして昨日24日（水）には坂路で単走の最終追い切りがかけられました。序盤をゆっくりと入って、後半に向けて脚を伸ばすという内容でしたが、ラスト2Fを過ぎて仕掛けられても今ひとつギアが上がり切らず、4F56秒3、ラスト1F13秒7という平凡な時計でのフィニッシュとなってしまいました。
　宮本調教師は「まだトモがパンとしていないので、坂路ではこのぐらいの時計で一杯一杯になってしまうんです。それでも馬体は前回よりもさらに引き締まって動ける体つきになっていますし、距離延長で新味を見せて欲しいですね」と期待を語っていました。
　追い切り明けの本日25日（木）は厩舎周りの引き運動で終始され、午後の出馬投票では、今週の京都日曜4R芝2000mに出走が確定。鞍上は、同日の「天皇賞（春）・GI」に出走するレッドカドーとともに来日するモッセ騎手に決まっています。

2013年4月18日(木) 

　先週の12日（金）にビッグレッドファーム鉾田から栗東トレセン・宮本厩舎へ帰厩したウインローラン。帰厩後の状態も良好ですぐに乗り込みが再開されており、昨日17日（水）には、坂路で追い切りがかけられました。単走で序盤からまずまずのペースを刻み、ラストは一杯に追われて、4F54秒6、ラスト1F13秒4という時計をマークしています。
　この動きに宮本調教師は「1本目としては悪くない動きだったと思いますよ。騎乗していた助手も『息遣いが良かったです』と言っていましたし、しっかり放牧先で乗られていたのが分かりますね。これなら来週の競馬に出走させられそうです」と状態を語り、出走番組については「前走内容がひと息でしたし、次は距離を延ばして変わり身に期待したい」と語る同調教師で、来週の京都日曜4R芝2000mを目標とすることが決まっています。
　なお、追い切り明けの本日18日（木）は厩舎周りの引き運動で軽めの調整が行われていました。

2013年4月10日(水) 

　明日11日(木)に茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田を退厩、明日12日(金)に栗東・宮本厩舎へ帰厩の予定です。
　本日10日(水)は最終調整として坂路でハロン15秒の追い切りを行い、軽快な動きを見せていました。前走のダメージもまったくありませんし、いい状態で帰厩させることができそうです。なお、次走は新潟開催での出走を予定しています。