2014年4月30日(水) 

　先週の福島では、前半はゆったりと進んで脚を溜める作戦に出たものの、勝負どころ手前から早々に手応えがなくなり、最下位に敗れたウインゼーヴィント。さらに2度目のタイムオーバーとなり、2ヶ月の出走停止処分が下されています。その後、関係者一同で協議の結果、繋ぎの緩さからトモの踏ん張りが利かない状況で、レース内容にもまったく進歩が見られないことから、今後レースで勝ち負けに持っていくことは非常に困難であるとの結論に達し、誠に残念ではありますが、ここでの引退を決定。本日30日（水）に中央競馬の登録を抹消いたしました。
　今後は売却し、地方・金沢競馬に移籍予定です。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2014年4月24日(木) 

　今週の出走を予定しているウインゼーヴントは、昨日23日（水）に最終追い切りがかけられました。この日はブリンカーを装着して相手の3歳未勝利ニシノラブリーと同時にスタート。コーナーも2頭横並びのまま一緒に回りますが、直線で手応えが怪しくなったのはゼーヴィントの方で、鞍上が一杯に追い出しますが、先週同様体をうまく使いきれず、なかなか進んでいきません。相手は最後まで馬なりのままでペースも上がりませんでしたが、それでも最後は1馬身の遅れでゴールとなっています。
　上原調教師は「先週が気持ちの面で課題もあったので、今回はブリンカーを着けましたが、乗り役に言わせると『前半でムキになってしまい、ラストはバタバタだった』とのことです。気持ちもそうですが、体の面でもまだ動ききれないところがあり、厳しい現状です」と険しい表情で語っていました。
　そして本日24日（木）は追い切り明けということで、軽めの運動で様子が見られ、午後からの出馬投票に臨みます。当初は今週の福島土曜7R芝1800mに黛騎手で投票予定でしたが、そこは除外の可能性があったことから、他のレースにも目を向けたところ、今週の福島日曜5R芝2600mはメンバーが手薄になりそうで、除外の可能性もないことから、そこに伊藤工騎手で投票し、出走が確定しています。
　「距離延長ですし、ブリンカーで変に気負ってしまうとマズいので、本番ではブリンカーはしません。平坦で瞬発力勝負にならない舞台というのはゼーヴィントにはいいと思いますし、なんとか変わり身を見せて欲しいところです」と語る上原調教師でした。

2014年4月17日(木) 

　来週の福島土曜7R芝1800mに出走を予定しているウインゼーヴィントは、昨日16日（水）にWコースにて1週前追い切りがかけられました。相手は共に3歳未勝利のダイワインテンスとクリスタルコブラで、ゼーヴィントが先行してスタート。先行した順から外に行き、直線では外からゼーヴィント、クリスタルコブラ、ダイワインテンスの順で3頭横並びになりますが、それも一瞬で、すぐに2頭に離されます。そこから一杯に追われるゼーヴイントですが、前への推進力が足りず、2頭からズルズル遅れだし、最後は5馬身ほどの大きな遅れでゴールとなっています。
　上原調教師は「少しずつ芯は入ってきているのですが、まだうまく体を使えていない印象です。それに加え、騎乗者の話だと、『追い出すと耳を絞って反抗していた』ということですから、気性面でも問題はあるようです。来週はブリンカーかチークピーシーズなとを着けて改善に努めてたいと思います。前2頭は今週使う馬で、内を回っていたこともありますが、それでもゼーヴィントももう少し走って欲しかったですねぇ・・・」と最後までトーンは上がりませんでした。
　そして本日17日（木）は追い切り明けですが、軽めの乗り運動を消化していました。なお、来週のジョッキーは、前走に引き続き黛騎手の予定となっています。

2014年4月10日(木) 

　前走後は、間隔調整のため放牧に出いていたウインゼーヴィントが、昨日9日（水）の検疫で美浦・上原厩舎へ帰厩しています。帰厩翌日の本日10日（木）は北馬場で軽めの乗り運動をを消化していました。
　上原調教師は「前走後は少しダメージがありましたが、すぐに回復したようですし、減った馬体も戻っています。牧場の坂路では相変わらず動けなかったみたいですが、こちらではコース中心で進めていきます」と話していました。
　なお、次走は4月26日、福島土曜7R芝1800mに出走を予定しています。