2016年7月12日(火) 

　先週の函館では、スタートを決めて先行しましたが、3コーナー手前から追走が苦しくなり、結果タイムオーバーとなってしまったウインミダス。短距離戦やダート戦への条件替わりでも好走のきっかけが掴めず、気性的な課題も抱えており、未勝利戦勝ち上がりに目途が立たない状況です。関係者で協議の結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。なお、ミダスは14日(木)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、サラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、9月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(8月分)』にてお知らせいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2016年7月7日(木) 

　今週の出走を予定しているウインミダスは、昨日6日（水）に函館Wコースで最終追い切りがかけられました。今回初コンビを組むことが決まった黛騎手を背に、こちらも今回から装着が決定したブリンカーを装着しての単走の追い切り。4Fからゆっくりペースを上げて、最後の直線も馬なりで流されて、4F57秒3、ラスト1F13秒1という時計をマークしていました。
　田中剛調教師は「私も先週末3日（日）に現地で跨ってきましたが、状態は引き続き良さそうでしたね。ジョッキーからも『しっかり真っ直ぐ走れていました。動きは良かったです』と報告を受けていますし、状態面は問題ありません」と万全を説明し、「あとは初めてのダートがどうかですね。ブリンカーで気性面の難しさも解消してくれればよいのですが・・・。このあたりでなんとか良いところを見せたいところです」と続けていました。
　なお、追い切り明けの本日7日（木）は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の函館日曜4Rダート1700mに黛騎手とのコンビで出走が確定しています。

2016年6月30日(木) 

　初のスプリント戦挑戦となった先週の函館では、速いレースの流れに乗りきれず、後方追走のまま終わってしまったウインミダス。田中剛調教師は「2走前の走りから、1200mでももう少し流れに乗れると踏んでいたのですが、結果的には距離が忙しかったですね。それと、ジョッキーは『追い出すと耳を絞って反抗するところを見せていた』とのこと。能力はありそうなのですが、気難しさが足を引っ張っている印象ですね」と肩を落としていました。
　前走後は大きな疲れもなく、28日（火）から軽めに乗り込みを再開しており、次走は中1週で来週の函館土日に1鞍ずつ組まれているダート1700mへ向かう予定です。
　同調教師は「ダートが合うかどうかはやってみなければ分かりません。次はブリンカーも付けてみて、なんとか変わり身に期待したいですね」と話していました。

2016年6月23日(木) 

　先週のレースを除外となり、今週の出走にスライドとなったウインミダスは、昨日22日（水）に函館Wコースで最終追い切りがかけられました。今週末のレースでコンビを組むこととなった柴山騎手が騎乗し、他厩舎との2歳馬との併せ馬。ゴール前だけ軽く仕掛ける程度にセーブされ、5F69秒0、ラスト1F13秒2という時計をマークしています。
　田中剛調教師は「先週までにしっかりやって態勢は整っているので、今週はジョッキーに感触を確かめてもらうのがテーマでしたが、左へ行くこともなく、終始上手に走れていたようです。時計は遅くなりましたが、併せた2歳馬の動きに合わせたものですから問題ありません。状態は引き続き良さそうですよ」と好状態を説明しています。
　そして本日23日（木）は軽めの乗り運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の函館土曜1R芝1200mを柴山騎手とのコンビで出走が確定しています。
　同調教師は「前走時よりも馬の状態は上向いていますし、集中力が課題の馬なので、流れにさえ乗れればこの距離も合うと思います。条件替わりで何とか変わってほしいですね」と一発に期待していました。