2015年10月19日(月) 

　ウインミューズはコスモヴューファームで慎重に試し乗りを進めてきましたが、坂路調教を始めて2日目に少し歩様の悪さを見せました。レントゲン検査の結果、ボルトで固定した左前脚の種子骨には隙間が認められました。獣医によれば、骨の隙間部分には組織は形成されており、このタイプの骨折によく見られる回復状態で、これで平気な馬もいるということです。しかし、ミューズは痛がる仕草を見せるようになりました。これは骨が靱帯に引っ張られることにより、骨が神経に触れて痛みが生じるためだと思われます。ごく軽い調教で痛みを感じる状態では、馬にとって負担が大きく、競走に耐えることは難しいと考えられます。誠に残念ですが、このままデビューを諦めることを決定しました。
　今後は、コスモヴューファームで繁殖牝馬となる予定です。
　出資会員の皆様には、追って引退通知書をお送りします。ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2015年10月14日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を切り上げ、屋内運動場での乗り込みを再開しています。担当者は「乗り出したばかりなので、調馬索を使った調教から開始していますが、今のところテンションは落ち着いていますし、歩様等も問題ありません。近々、坂路調教もスタートできそうです」と話していました。

2015年10月7日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、昼夜放牧を行っています。担当者は「まだ放牧を続けていますが、脚元の状態は安定していていつでも乗り込み再開できる態勢は整っています。休養で馬体もふっくらしましたし、良い状態を保てていますよ」と話していました。

2015年9月30日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、昼夜放牧を行っています。担当者は「放牧地で走り回っても歩様は問題なく、順調そのものです。10月には乗り込みを再開できると思いますよ」と話していました。