2018年4月19日(木)  

　先週の中山では、ハナを切って道中スムーズだったものの、4コーナーでは後続にドッと来られて抵抗できなかったウインファビラス。畠山吉調教師は「4コーナーでは馬場のいいところを通りたいということもありましたが、それでも馬自身外に逃げていて、ああいう形になったようです。3走前も同じように外々に逃げていましたし、中山は走り慣れているはずなのですが、どうしたのでしょうか」と敗因を探っていました。
　レース後は、本日19日（木）から軽めの乗り運動を始めていますが、大きな疲れはありません。
　同調教師は「かなり使ってきましたし、ここで放牧ということも頭に入れていましたが、厩務員によると『今回はレース後の息の戻りが早かった』とのことなんです。中1週で使ったその前はある程度ダメージがありましたが、今回はそこまでではありませんでした。ジョッキーが『左回りの方がいい』と話していましたし、もう一度だけ東京で走らせてみてもいいかもしれません。ただ、中間、疲れが見られるようなら放牧に出します」と今後について話していました。
　なお、次走は中2週で5月6日、東京日曜9R「湘南S」芝1600mが視野に入っています。

2018年4月12日(木) 

　今週の出走を予定しているウインファビラスは、昨日11日（水）にPコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走でスタートすると、5Fからピッチが上がります。馬なりでスイスイ進むと、直線も持ったままでキビキビとした動きを見せていました。時計は5F67秒1、ラスト1F11秒6でした。
　松岡騎手は「さすがに使ってきているだけあって、もう上積みはありませんが、先週より背中の疲れも取れて、状態は戻ってきたと感じます。悪くない状態ですし、力は出せると思います」と追い切りの感触を伝えていました。
　また、野木厩務員は「最近は復調してきて、着順も安定してきていますが、準OPで牡馬相手となるとメンバーもかなり強く、恵まれないと勝ち切るまでは難しいですね。それでも、今週末は天気も崩れそうで、この馬は道悪もこなせますから、その点はプラスに働くかもしれません。あとはハンデ差もあるので、うまく全てが噛み合えばというところですね」と期待を語っていました。
　そして本日12日（木）は軽めの運動をこなし、午後からの出馬投票で今週の中山日曜12R「春興S」芝1600mに三浦騎手で出走が確定しています。

2018年4月5日(木) 

　来週の中山日曜12R「春興S」芝1600mを三浦騎手で予定しているウインファビラスは、昨日4日（水）はコースでキャンターを乗られ、本日5日（木）に松岡騎手が騎乗し、Pコースにて1週前追い切りがかけられました。単走でスタートし、5Fからゆっくりとピッチが上がると、道中もそこまでペースが上がらず、直線も持ったままで余力十分でフィニッシュしていました。時計は5F71秒3、ラスト1F13秒2でした。
　松岡騎手は「使ってきているので、さすがに状態が下がってくるかなと思っていましたが、思いのほかキープできています。背中に少し疲れは残っていますが、来週には今より良くなってくると思います。もう息と体はできていますから、来週も軽めの内容でいいと思います。本番では乗れませんが、しっかりと調整はしておきます」と話していました。

2018年3月29日(木) 

　中3週で次走を予定しているウインファビラスは、まだレースは先なことから、今週は昨日28日（水）、本日29日（木）共に角馬場からコースでキャンターというメニューを消化しています。
　畠山吉調教師は「前走は中1週でしっかり仕上げて使ったので、疲れも心配しましたが、目立ったダメージはありません。馬体重は467キロですが、前々走あたりから体を絞ることを頭に入れて調整していますし、この数字で問題はないでしょう」と話していました。
　なお、次走は4月15日、中山日曜12R「春興S」芝1600mを予定しており、ジョッキーは松岡騎手が当日阪神遠征が決まったため、三浦騎手との初コンビが予定されています。