2025年6月26日(木) 

先週の東京「府中牝馬S・GIII」では、後方待機策からラストは馬群を縫うように脚を伸ばし、7着と見せ場は作ったウインエーデル。レース後も反動はなく順調ですが、本日には京都にある宇治田原優駿ステーブルへ短期放牧に出ています。
なお、次走は、8月9日、新潟土曜7R「関越S」芝1800mを予定しています。
吉田調教師は「前走は正直もう少し時間が欲しいという状況で、まだ万全とは言えないコンディションだったことを考えればよく頑張ってくれました。前走を見てもやはり道中急かさない形が良さそうですし、原騎手も上手に乗ってくれたと思います。前走後も順調ですが、次走までまだ時間がありますし、1、2週間ほどリフレッシュも兼ねて放牧に出させていただきます」と話していました。

2025年6月19日(木) 

今週の出走を予定しているウインエーデルは、先週末14日（土）にもCWコースで追い切りを行い、水口騎手を背に6F84秒9、ラスト1F10秒9という時計を強めに追われてマークしています。
そして、今週17日（火）にはCWコースで最終追い切りがかけられました。この日も水口騎手が騎乗し、単走で6ハロンから少しずつペースアップし、最後の直線は余力残しの手応えでしまいを伸ばしています。時計は6F82秒1、ラスト1F11秒8でした。
吉田調教師は「先週末、今週と追い切りで予定通りの負荷をかけることができましたし、本数を重ねながら状態は徐々に良化しています。前走後、放牧先で指摘を受けていたような歩様の悪さはなく、馬体に痛いところもなく順調ですが、状態に関してはまだ良化途上の感は否めず、正直、あともう少し時間がほしい仕上がりです。ギリギリ出走態勢は整いましたが、ここを使った次走のほうがさらに上向いてきそうな雰囲気があります。それでも、今回は勝ち鞍を挙げているベストの舞台でハンデも52キロと軽量ですし、この馬の地力に期待したいと思います」と話していました。
本日はキャンター調整をこなし、午後の出馬投票では、今週の東京日曜11R「府中牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に原騎手で出走が確定しています。

2025年6月12日(木) 

来週の東京日曜11R「府中牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に原騎手で出走を目指すウインエーデルは、今週10日（火）にCWコースで1週前追い切りがかけられました。単走で6ハロンからゆっくりとペースを上げて、しまいはほぼ馬なりのまま脚を伸ばし、ラスト2ハロンを11秒5→11秒6という時計にまとめています。全体時計は6F84秒9でした。
吉田調教師は「先週に引き続き今週もCWコースで追い切りましたが、ラストで苦しくなった先週とは違い、今週は時計的にしっかりとまとめてきました。息遣いも悪くなく、動きそのものもまずまず良かったです。今週の追い切り次第では目標を見送ることも考えなくてはならないと思っていましたが、これなら間に合いそうです。状態次第では今週末にも再び時計を出すことも検討しており、来週の最終追い切りもコース追いを予定しています」と話していました。
本日はキャンター調整をこなしていました。

2025年6月5日(木) 

再来週の6月22日、東京日曜11R「府中牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦を原騎手で出走を予定しているウインエーデルは、先週30日（金）に坂路で4F55秒7、ラスト1F13秒4という時計を馬なりでマークしています。
今週3日（火）にはCWコースで2週前追い切りがかけられました。単走で6ハロンから徐々にペースを上げていきますが、ゴール前は脚色が鈍り、ラスト1Fは13秒5と時計を要しています。全体時計は6F82秒8でした。
吉田調教師は「久々のコース追いだったこともあり、ラスト1ハロンは息切れして13秒5と止まり気味でした。追い切り後の反応はなく順調に本数は積めていますが、今のところ良化がスローで、ギリギリ態勢が整うかといったところだと思います。このひと追いで状態が上がってほしいですし、来週のコース追いではしまいまでしっかりと動けるかどうかがひとつの判断材料になりそうです」と話していました。
本日はキャンター調整をこなしていました。