2025年5月1日(木)  

先週の京都では、ゲートは問題なくクリアし、その後は反抗する面を見せていましたが、無事にレースは追えたウインチェレステ。レース後は本日から乗り出していますが、脚元などに問題はありません。
なお、次走は中3週で、5月24日、新潟土曜4R障害オープン・芝3290mを草野騎手とのコンビで予定しています。
畠山吉調教師は「前日のスクーリングの際に相当イレ込んでいたと聞きましたし、レースでも頭を振ったりして反抗していましたね。飛越も最後の障害は危なかったですし、決して褒められた内容ではないですが、ジョッキーも少しずつ教えてくれています。幸い、長い距離を走った疲れはないですし、次は一度使ったことで少しでも落ち着きが出てくれるといいのですが・・・」と話していました。

2025年4月24日(木) 

今週の出走を予定しているウインチェレステは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。草野騎手が騎乗し、馬の少ないところで単走でスタートし、道中も折り合い重視で進みます。直線は馬場の真ん中を馬なりで駆け抜けていました。時計は5F69秒3、ラスト1F12秒2でした。
畠山吉調教師は「我が強いところは残っていますが、草野騎手が毎日コンタクトを取ってくれて少しずつ良くなっています。ただ、人を舐めているところはあり、根本は変わった感じはありません。競馬にいくと変なスイッチも入ってしまいますし、人の言うことを聞かず、またゲートで悪さをする危険性もあるでしょう。それでも、草野騎手がやれることはやってくれましたし、ここまでは順調に来ました。重めだった体も時間をかけて調整してきたことで中身ができてきましたし、動ける態勢にあると思います。初めての競馬場で不安も大きいですが、ちゃんと走りさえすればここでもやれる馬です。ゲートで悪さをせず、スムーズな競馬を願っています」と不安と期待を語っていました。
そして本日午後からの出馬投票で、今週の京都土曜4R障害オープン・ダート3170mに草野騎手で出走が確定しています。
本日早朝にはひと足早く出発し、お昼過ぎには無事に京都競馬場に到着しており、明日は現地でスクーリングを行う予定です。

2025年4月17日(木) 

来週の京都土曜4R障害オープン・ダート3170mを草野騎手で予定しているウインチェレステは、昨日Wコースで1週前追い切りがかけられました。草野騎手が騎乗し、単走で5Fからペースを上げると、直線も馬場の真ん中より外目を馬なりで駆け抜けていました。時計は5F67秒8、ラスト1F11秒4でした。
草野騎手は「油断すると右に行きそうなところはありますが、それでも我慢はできていました。右にチークを着けることも選択肢としてはあるのですが、現状ではシャドーロールと矯正力の強いハミを着けていて、レースでもその装備で行く予定です。そこへチークを着けてさらに我慢させることになると、気持ちが爆発してしまう危険性もあります。飛越は極端に右に行くわけではありませんし、競馬のペースになれば右に行くのも良化するのかなとも思いますので、今回はチークはなしで行かせてください。まだ体の重さはありますが、今週は速い時計も出しましたから、これで少し動きが軽くなってくればと思います。来週はレースの前に京都でスクーリングを予定しています。初めての場所は精神面が不安定になるかもしれませんから、一度しっかりとコースを見せられるのはいいと思います」と詳しく説明してくれました。
また、畠山吉調教師は「先週11日（金）の障害練習とゲートは問題ありませんでしたし、草野騎手が付きっ切りでやってくれて少しずつ良くなっていることは間違いありません。今週はしっかりと時計を出しましたし、18日（金）も障害練習とゲートをやります。来週24日（木）には京都への輸送もあるので、体も絞れてくれればと思います。25日（金）に現地でスクーリングの予定です」と今後の予定も伝えてくれました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2025年4月10日(木) 

レースへ向けてジョッキーと少しずつコンタクトを取っているウインチェレステは、昨日Wコースで追い切りがかけられました。草野騎手が騎乗し、じっくりとコース内の馬場でコンタクトを取ってからWコースへ移動します。単走で5Fからペースを上げ、道中もがっちりと抑えて進み、直線では馬場の真ん中を馬なりで駆け抜けていました。時計は5F69秒0、ラスト1Ｆ11秒5でした。
草野騎手は「どうしても右に捻じれて走ってしまい、それが矯正できません。長くゆっくりとコンタクトを取って悪くはなっていませんが、なかなかこちらの言うことを聞いてくれないというのが正直なところです。障害馬の場合、障害を跳ぶのを怖くなり、そこで人に頼るところが出てきて、馬も人の言うことを聞いてくるようになります。ただ、チェレステは低い障害だと難なく跳べるため、怖さもないんです。なので、ずっと人を舐めていますし、障害も舐めています。ゲートでも追い切りでも人に従わず、自分の好きな体勢で勝手に走ってしまいます。障害馬でここまで我儘なのは自分は経験がありません。これまでローカルの低い障害ばかりだったので、次は本場の大きな障害を使うのも手だと思います。そこで少し恐怖心が出てくれば、人の言うことを聞くように変わってくる可能性はあるかもしれません。本当に難しい馬ですが、素質はありますから、うまく教え込んでいければと思っています」と細かく説明してくれました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
畠山吉調教師は「先週4日（金）のゲートと障害練習は無難にこなしていました。ジョッキーが時間をかけて向き合ってくれていますし、少しずつ良くなってはきています。今週も11日（金）にゲートと障害練習を行います。あとは体の重さを解消させるよう、普段もしっかりと運動量を取っていきます」と説明していました。
なお、次走は、4月26日、京都土曜4R障害オープン・ダート3170mを草野騎手とのコンビで予定しています。