2025年5月29日(木) 

先週の京都では、道中はじっくりと脚を溜めたものの、しまいは伸びきれず12着に敗れたウインロゼライト。レース後も大きなダメージはなく順調ですが、間隔調整のため、今週27日（火）には滋賀県にある宇多村牧場へリフレッシュ放牧に出ています。
寺島調教師は「前走後は右前脚の球節が少しモヤモヤとしていますが、大きな問題はなく順調です。前走を見ると距離も微妙に長い印象を受けますし、次は目先を変えて一度ダートを試してみたいと思います。ダートでも良績を残すリアルスティール産駒ですし、母もダートで勝ち鞍を残していますからね。小倉開催のダート1700mを目標に、場合によっては地方交流競走も視野に入れていきます」と話していました。

2025年5月22日(木) 

今週の出走を予定しているウインロゼライトは、先週末18日（日）にも坂路で4F58秒7、ラスト1F13秒6という軽めの時計をマークしています。
昨日にはCWコースで最終追い切りがかけられました。先行するバイルシュタイン（3歳未勝利）を目標に5ハロンから徐々にペースを上げて、コーナーでは内を通って前に並びかけます。最後の直線は両馬とも余力残しの手応えで脚を伸ばし、併入でゴールとなっていました。時計は6F69秒5、ラスト1F11秒4です。
寺島調教師は「併走馬を目標に追いかけて、最後まで楽な手応えで併入するといった追い切り内容でした。体つきは相変わらずですが、動きや状態はこの中間も安定していますし、順調に仕上がった印象です。あまり道中で急かす形は良くないので、今回も出たなりでリズム良く運ぶ形になりそうですが、無理せずもう少し前目の位置が取れれば理想的ですね。前走でもひと脚は使っていましたし、ここも流れなどが噛み合ってくれればと思います」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の京都土曜4R芝1800m牝馬限定戦に岩田望騎手で出走が確定しています。

2025年5月15日(木) 

前走後、短期放牧に出ていたウインロゼライトが、今週13日（火）に栗東トレセン・寺島厩舎へ帰厩しています。
昨日はキャンター調整をこなし、本日はCWコースで追い切りがかけられました。ロゼライトには今村騎手が騎乗し、格上のアーマルコライト（古馬2勝クラス）を先導する形。直線では馬体を併せて強めに追われ、併入でゴールを迎えています。時計は6F81秒9、ラスト1F12秒0でした。
寺島調教師は「今朝の追い切りは後ろから来た併走馬の動きに合わせるような内容で、動きそのものは良かったと思います。カイバも食べてくれていますが、馬体重自体は平行線でなかなか思うように身になってくれない現状です。それでも馬に落ち着きはありますし、仕上がりも順調です。来週の出走を目指してこのまま調整を続けていきます」と話していました。
なお、次走は、来週の京都土曜4R芝1800m牝馬限定戦、京都日曜4R芝1600m、新潟土曜5R芝1800mなどが候補に挙がっています。

2025年5月9日(金) 

京都府・綴喜郡の宇治田原優駿ステーブルにて調整中。1周1000mのダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターで1本というメニューを消化しています。
担当者は「先週30日（水）にこちらへ移動してきました。先週一杯は軽めの運動で楽をさせて今週5日（月）からは乗り込みを開始しています。馬体、脚元も含めて特段問題はなく順調で、現在はハロン18秒までペースを上げていますが、来週からはもう一段階負荷を強めていきます。馬体重は421キロです」と話していました。