2012年7月11日(水) 

　休養を挟んで迎えた先週の中京は、五分のスタートから先行集団での競馬を試みましたが、序盤から喉鳴りの影響でズルズルとポジションを後退してしまったウインナイトホーク。4コーナーを迎える頃には前とはかなり離された位置に下がってしまい、直線でも差を詰めることなく、勝ち馬から3秒6離された14着に終わってしまいました。
　ここまで僅か4戦しかレースを消化していませんが、全て勝ち馬から1秒以上離された二桁着順に終わっており、喉鳴りがレースに及ぼす影響も踏まえて関係者で協議を行った結果、現役引退を決定しました。なお、ナイトホークは明日12日(木)に中央競馬の登録抹消の手続きを行い、今後につきましては、滋賀県にある浅井牧場にて乗馬となることが決まっています。
　山内調教師は「能力は秘めていた馬だと思うのですが、喉のことなどがあり能力を引き出すことができずに、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ここまで長きに渡りナイトホークに温かいご声援をお送りいただきましたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2012年7月5日(木) 

　今週の中京日曜3Rダート1200mに出走を予定しているウインナイトホークは、先週末1日(日)に坂路で単走の追い切りがかけられ、昨日4日(水)にはニューポリトラックコースで3頭併せの最終追い切りがかけられています。
　ナイトホークが中、内に古馬1000万下トウシンイーグル、外に3歳500万下ブロッケンという隊列で残り3Fからの併せ馬となり、最後はトウシンに2馬身半の遅れをとってしまいましたが、ブロッケンとはなんとか併入に持ち込んでのゴールとなっています。
　山内調教師は「ひと息で上がれる坂路ではいい動きを見せていましたが、長めから追うトラックコースでは喉の影響でしまいが甘くなりますね。やはり距離は短い方が良さそうです」と語り、「ここで権利を取らなければ短距離戦はまた間隔を空けなくては出走できない状況ですからね。なんとか権利を取って欲しいのですが・・」と最後まで表情は冴えませんでした。
　そして本日5日(木)は厩舎周りの引き運動で楽をさせてもらい、午後の出馬投票では予定通り今週の中京日曜3Rダート1200mに出走が確定。なお、ジョッキーは公営・大井競馬所属の戸崎騎手に決定しています。休養明けで条件は楽ではありませんが、メドの立つ走りを期待したいところです。

2012年6月28日(木) 

　先週20日(水)に帰厩を果たしたウインナイトホークは、帰厩翌日は坂路で15〜15秒を乗られ、先週末にも坂路でしまい重点の追い切りをこなすなど調整は順調そのものです。
　そして、昨日27日(水)には坂路で併せ馬の追い切りがかけられました。調教パートナーは3歳500万下ラニカイツヨシで、ナイトホークが4馬身ほどの先行でスタートし、残り2F標識では早くもリードがなくなります。しかし、そこから意地を見せたのはナイトホークでラスト2Fでは逆に相手を突き放し3馬身ものリードを取ってゴールとなりました。
　この動きに普段は控えめな山内調教師も「いい動きだなぁ。脚捌きも以前より明らかに良くなっています」と評価を上げていました。しかし、乗り手によるとやはり昨日も喉は鳴っていたようで、「やっぱり喉の問題がねぇ・・・。距離はいくらかでも短い方がいいと思うので、来週の中京日曜3Rダート1200mに行きましょうか」と来週の出走に正式にGOサインが出ています。なお、ジョッキーについては、現時点で未定となっています。

2012年6月21日(木) 

　ウインナイトホークは、昨日20日(水)に栗東・山内厩舎へ帰厩を果たしています。そして帰厩翌日となる本日21日(木)は早速坂路を1本というメニューを消化。ラスト2Fは15秒を切るタイムをマークしていました。
　山内調教師は「今日の坂路の動きは良かったけど、乗り手の報告によると喉が少し鳴っていたみたいです。やはり喉のことを考えると長い距離は使いづらいですね。速いところをやってみないと何とも言えないですが、予定では再来週の中京2週目辺りでの復帰を考えています」と語っていました。どうやら1200m〜1400mあたりの短距離レースで復帰することとなりそうです。