2012年8月13日(月) 

　ウインセラヴィはコスモヴューファームで調整を進めておりましたが、11日(土)に坂路で15-15の調教を行った後、下ってくる際に左前脚球節に違和感を生じ、翌12日になっても腫れがひかなかったためレントゲン検査を行いました。その結果、種子骨骨折、全治一年と診断されました。負担のかかりやすい球節下部の骨折で、T字形に骨折線が伸びており、ボルトで固定するのも難しい状態です。
　回復を待ったとしても3歳未勝利戦の終了までに復帰できない恐れがあり、また競走能力にも影響する重度の骨折であることから、残念ですがデビューを諦めることといたしました。競馬場で勇姿をお見せできなかったことをお詫びするとともに、これまでの応援に深く感謝申しあげます。牧場の担当者も「一戦もさせてあげることができず、無念でなりません。申し訳ありませんでした」と肩を落としております。
　なお、出資会員の皆様には、追って詳細な引退通知書をお届けいたします。

2012年8月8日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路を中心に乗り込みを続けており、昨日7日(火)には坂路でハロン15〜15秒を行いました。伸びのある動きで気持ちの入った走りを見せていました。担当者は「まだ余裕を持たせた調教内容で昨日も脚色は馬なりのままでしたが、仕掛ければグンと反応してくれそうな感触がありました」と調教を評価しています。今後も引き続き乗り込みを続けながら態勢を整えていきます。

2012年8月1日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路中心のメニューで乗り込みを続けており、昨日7月31日(火)には坂路でハロン15〜15秒を行いました。担当者は「走る気持ちが出ていて、最後までしっかりした動きでした」と評価しています。馬体は体高が伸びて体つきが良くなってきており、太くもなく細くもない丁度いい体つきをしています。トレセンへの入厩は8月下旬〜9月上旬頃を予定していますので、それまではじっくりと乗り込んでいくことになります。

2012年7月25日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路調教を中心に乗り込みを続けており、昨日24日(火)には坂路でハロン15〜15秒を行いました。伸びのあるフォームでしまいまでしっかりと動けていました。担当者は「当初は『小さい体の馬』というイメージでしたが、成長して体つきが変わってきました。馬は明らかに良くなっていますよ」と話していました。今後も週1、2回ハロン15〜15秒を行いながら入厩の態勢を整えていきます。