2013年9月5日(木) 

　先週の新潟では、不得手な脚抜きのいい馬場になってしまい、最後の最後まで踏ん張ったものの、ハナ差6着に敗れてしまったウインチェイサー。5着以内というスーパー未勝利戦の出走権利を外してしまったため、事実上、今後チェイサーが出走できる中央競馬のレースはなくなってしましました。そこで関係者で協議を行った結果、未勝利戦で2着、3着があったものの、時計に限界があるチェイサーでは、地方出戻り制度を適用したとしても500万下で勝ち上がるのは非常に困難であるという結論に達し、残念ではありますが、ここでの現役引退を決定。昨日4日（水）に中央競馬の登録を抹消しました。
　今後は、地方競馬の馬主に売却し、地方・園田競馬に移籍予定です。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2013年8月29日(木) 

　今週の出走を予定しているウインチェイサーは、週末25日（日）に坂路にて4F57秒、ラスト1F12秒9という時計を馬なりでマークしているように、順調に調整が進んでいます。
　レースへ向けた最終追い切りは昨日28日（水）に坂路にて行われました。2歳新馬ミラクルモトヒメと3歳未勝利ティアップワンダーで、ミラクル、チェイサー、ティアップの順でスタート。ラスト2F過ぎからペースが上がりますが、そこからチェイサーは馬なりではついていけず、一杯に鞍上の手が動きます。最後は2頭の間で1馬身ほど遅れたところがゴールとなっていました。
　2歳馬にも馬なりのまま遅れを取ったチェイサーですが、高木調教師は「坂路では動かない馬ですし、この内容で十分」と遅れも気にしない様子で、「馬体は太くなっていませんし、中身の面では一度使った上積みが見込めます。いい状態で出走できそうですよ。未勝利を勝てる力はある馬ですし、なんとかしたいですね」と勝ち上がりに期待を込めていました。
　そして本日29日（木）は北馬場で軽めの調整が行われ、午後からの出馬投票で今週の新潟土曜3Rダート1800mに大野騎手で出走が確定しています。休み明けの前走でも3着と勝利まであと一歩のところまで来ていますし、ここでキッチリ決めて欲しいところです。

2013年8月22日(木) 

　来週の新潟での出走を予定しているウインチェイサーは、今週は時計は出さずに、週末と来週の2本の追い切りで本番に臨む予定となっています。昨日21日（水）、本日22日（木）ともに坂路を楽走で2本というメニューを消化していましたが、軽快な脚取りが目に付きました。
　高木調教師は「レース後も大きな反動はありませんし、馬体も減りすぎず、太りすぎずでいい状態をキープしています。なんとか次走で決めたいですね」と初勝利を切に願っていました。
　その次走は、来週の新潟土日にひと鞍ずつ組まれているダート1800mのどちらかに大野騎手で向かう予定となっています。

2013年8月15日(木) 

　先週の新潟ではスタート後の二の脚がつかなかったものの、勝負どころからは徐々に進出し、3着に粘ったウインチェイサー。高木調教師は「もう少し前の位置取りを想定していましたが、結果的には前2頭を見る形で進めることができましたし、早めに外々を動くというチェイサーのパターンも出せましたから、悪い内容ではありませんでしたよ。大野もチェイサーの特徴をしっかりと理解していて、うまく乗ってくれました。今回は休み明けでしたから、次はもう少し粘りも増すと思いますし、メンバー次第では十分チャンスはあるでしょう。なんとか勝ち上がらせたいですね」と初勝利に意欲を燃やしていました。
　レース後は、大きなダメージもなく、元気一杯でトレセンに帰厩しており、本日15日（木）から坂路入りも開始しています。次走は中2週の間隔で新潟最終週の土日にひと鞍ずつ組まれているダート1800mのどちらかへ向かう予定で、ジョッキーは引き続き大野騎手の予定となっています。