2015年10月1日(木) 

　先週、トレセンへ入厩後、脚元の経過を観察されているウインマルゲリータは、昨日30日（水）にエコー検査が行われました。検査の結果、右前脚屈腱炎を発症していることが判明し、損傷率は13パーセントとの診断でした。
　日吉調教師は「膝裏の真ん中から下あたりがエコー検査ではっきりと抜けてしまっている状態です。申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。
　損傷のパーセントは低くなく、今後休養で回復を待ったとしても、復帰は容易ではなく、再発のリスクもあります。それらを踏まえて、関係者一同で協議を行ったところ、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決定。明日2日（金）に中央競馬の登録を抹消することとなり、今後については繁殖として無償譲渡する予定となっています。
　なお、引退通知書につきましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ここまで長きに渡りマルゲリータに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝いたします。

2015年9月24日(木) 

　昨日23日（水）に栗東トレセン・日吉厩舎へ入厩したウインマルゲリータは、本日24日（木）は厩舎周りの引き運動を行っています。
　日吉調教師は「牧場、そしてトレセンでも右前膝裏の状態は確認しましたが、見た目にはほとんど腫れはありません。ただ、触診すると僅かにしこりのような部分が確認できますし、まずは運動を制限して1週間ほど様子を見ていきます。来週30日（水）には患部のエコー検査を行う予定です」と状況を説明していました。

2015年9月23日(水) 

　本日23日（水）に滋賀県・信楽の信楽牧場を退厩、栗東トレセン・日吉厩舎へ入厩しています。
　放牧先の信楽牧場では、順調に乗り込まれていましたが、先週末19日（土）の調教後に右前脚膝裏に熱感と腫れが見つかりました。同牧場では追い切りを行っていなかったため、原因はハッキリしていませんが、前走を使ったことによる反動が出たものと考えられます。詳しく検査を行うため、一旦トレセンへ入厩する運びとなりました。

2015年9月16日(水) 

　滋賀県・信楽の信楽牧場にて調整中。角馬場にてダク運動後、ダートコースにてキャンターを3500m消化しています。
　担当者は「こちらへ移動後はすぐに乗り込みを再開し、現在はハロン20秒程度のところを順調にこなしています。馬体は少し細い印象がありますが、カイバ食いはむしろ良いほどで、少しずつ体重は回復しつつあります。あと1、2週で再びトレセンへ帰厩ということになりそうですから、それまでしっかり調整に努めます」と話していました。