2015年4月7日(火) 

　前走後に右前管骨骨折が判明し、現役引退が決まり、トレセン内診療所にて術後の経過が観察されていたウインボナンザは、移動可能な状態まで症状が回復したことを受けて、本日7日（火）付けで中央競馬の登録を抹消し、トレセンを退厩。乗馬として無償譲渡が決まっています。
なお、引退通知書につきましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。

2015年3月26日(木) 

　先週の中京障害戦では、最終的に7着でゴールしたウインボナンザ。ところがその後の検査では、右前管骨骨折が判明し、レース翌日の22日（日）には骨折部を6箇所ボルトで固定する手術を受けました。現役復帰までは最低9ヵ月以上を要することが判明し、これまでの成績を踏まえて関係者で協議を行った結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。
　なお、ボナンザは現在もトレセン内診療所にて手術後の経過を観察している段階で、退厩、登録抹消まではあと3週間ほど掛かる見込みとなっています。今後は乗馬となる予定で、登録抹消日につきましては正式に日付が決まり次第、お伝えいたします。
　また、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する登録抹消日の約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ここまで長きに渡りボナンザに温かいご声援をお送りいただきましたことを心より感謝いたします。

2015年3月19日(木) 

　今週か来週の中京障害戦を目標に乗り込みを進めているウインボナンザは、先週末15日（日）には坂路で軽めの追い切りがかけられ、4F56秒2、ラスト1F13秒5を馬なりでマークしています。
　そして昨日18日（水）にはCWコースで追い切りがかけられました。熊沢騎手が騎乗して障害練習をこなした後、そのままCWコースへ移動。単走で追い切られ、最後まで馬なりのまま6F81秒1、ラスト1F13秒2をマークしています。
　これに宮調教師は「飛越もスムーズでしたし、追い切りの動きも問題ありませんでしたね。今週のレースにも十分に間に合います」と今週の出走に正式にGOサインを出しています。
　また、熊沢騎手は「この馬はレースを使い込むと硬くなり、飛越も安定感を欠いてしまいますが、今回はリフレッシュ効果もあって身のこなしが柔らかいんです。今は状態が良さそうですし、体が柔らかいので飛越の幅の広さも違います。僕自身、左右の周りはそれほど関係がないようにも感じますし、今回はきっといい競馬ができると思いますよ」と自信を語っていました。
　なお、追い切り明けの本日19日（木）は角馬場での軽めの乗り運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の中京土曜4R障害未勝利・芝3000mに熊沢騎手とのコンビで出走が確定しています。

2015年3月12日(木) 

　グリーンファーム甲南へ放牧に出て調整が続けられていたウインボナンザが、昨日11日（水）に栗東・宮厩舎に帰厩し、本日12日（木）は坂路を楽走で1本のメニューをこなしていました。
　宮調教師は「中京開催での出走に向けて、トレセンへ帰厩させました。当面の目標は中京3週目（3月28日）に組まれている障害戦2鞍のいずれかですが、2週目（3月21日、22日）の出走も視野に入れながら考えている段階です。明日13日（金）からの乗り出し後の馬の状態も見ながら、どちらの番組にするか最終的な判断をしたいと思っています」と今後の予定を明かしていました。
　なお、ジョッキーは、引き続き熊沢騎手とコンビを組む予定です。