2024年9月6日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。ウォーキングマシンでの運動を消化しています。
担当者は「左前裏は見た目はもう分からないくらいですが、右と比べると少しだけ熱っぽいところは残っています。歩様も問題はありませんが、しばらくは騎乗はせずに楽をさせて患部が落ち着くのを待ちたいと思います。馬体重は500キロで見た目には少し余裕はありますが、ひと夏を越しての成長を感じます。1勝クラスも勝てる馬ですから、大事にいった方が良さそうです」と述べていました。

2024年8月30日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。ウォーキングマシンでの運動を消化しています。
担当者は「左前は先週末に獣医師にも診てもらいました。深管は問題ないですが、裏は上の方の膝裏に近い部分に張りがあり、触ると嫌がる素振りもあります。エコー検査で抜けている部分はなかったですが、腱疲労とのことですから、しばらくは乗らずに休ませる必要があるでしょう。馬体重は506キロです」と述べていました。

2024年8月22日(木) 

この中間は左前の深管を気にしていたウインイメルは、今週の出走を回避し、美浦へ戻ることが決まっています。昨日には美浦トレセンへ到着し、夕方には左前脚のエコー検査を行いました。検査の結果、屈腱、繋靭帯には抜けた箇所は見つかりませんでした。
深山調教師は「左前深管部分だったのですが、美浦へ戻ってきて左前の裏も若干張り感があったんです。それで、詳しくエコー検査を行いました。抜けている部分はなかったですが、やはり疲れから左前に負担は掛かっていたようです。どれくらい休ませたらすっきりするかはまだ不明ですが、まずは放牧に出して様子を見たいと思います。休み明けで復帰レースを楽しみにしていただいたのに、このような形になってしまい、申し訳ありません。ただ、まだまだ先のある馬ですし、慎重にいきたいと思っています」と説明していました。
なお、本日にはKSトレーニングセンターに放牧に出ています。

2024年8月15日(木) 

来週の札幌土曜12R「ニセコ特別」ダート1700mを黛騎手で予定しているウインイメルは、昨日札幌ダートコースにて追い切りがかけられました。黛騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がり、道中もゆっくりと進みます。直線では強めに追われてゴール板を駆け抜けていました。時計は5F72秒0、ラスト1F13秒9でした。
黛騎手は「ずっと乗せていただいていますが、先週末から左前の深管を少し気にしていたんです。ただ、そこまでひどい歩様ではなかったので、深山先生とも相談して今朝は追い切りを行いました。最初の角馬場では少し左前を気にする歩様で、追い切りもずっと右手前で走っていました。最後だけ左手前を替えさせたのですが、その時のフットワークもあまり良くありませんでした。稽古はあまり動かないタイプとはいえ、この時計はさすがに遅すぎますからね。ただ、脚元のことがあり、無理はできませんでした」と説明していました。
また、深山調教師は「獣医師にも診てもらっていて、『競馬を使えないわけではない』とのことでしたが、現状では攻めきれないところもあります。休み明けでまだ体も重い状況で攻めきれないとなると来週は万全では使えなさそうではあります。もちろんこの後の深管の状況がどう変化するかですが、週末も動かしてみて症状が悪くなるようなら来週は回避することも選択肢にあります」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。