2024年10月10日(木) 

来週の東京日曜5R芝1800mを松岡騎手で予定しているウインリバイバルは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。5Fからペースが上がり、後ろから同厩舎の2頭（マルセルテソーロ、レモンバーム）が追い掛けてきます。コーナーでは外を回って相手を迎え入れ、直線での3頭併せとなりましたが、リバイバルは一杯に追われても遅れだし、最後は2頭に2馬身の遅れとなっていました。時計は5F68秒8、ラスト1F12秒5でした。
嘉藤調教師は「今週は後ろから突かれる形を取ったのですが、それでも直線すぐに交わされて脱落してしまいました。雨で馬場が重かったせいも多少あるかもしれませんが、先週も厳しい動きでしたし、現時点での完成度から動けないというのはありそうです。あとは夏場には見られなかった立ち上がりや角馬場で反抗する面が出てきています。気の悪さというより、苦しくて逃げようとしての反抗という感じです。現状の稽古では実戦でもおそらく厳しいところだと思いますが、ここまでやってきましたし、まずは一度競馬を使った方が今後のためにもなると思います」と厳しい表情で説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2024年10月3日(木) 

デビューへ向けて再入厩したウインリバイバルは、週末28日（土）にはWコースにて追い切りがかけられ、5F72秒5、ラスト1F13秒5という平凡な時計で相手に遅れを取っていました。
昨日はキャンター調整を行い、本日はWコースにて追い切りがかけられました。2歳未勝利マルセルテソーロを追走し、5Fからペースが上がります。コーナーではインから迫り、直線では相手と体を併せましたが、最後の1Fでは強めに追われて、馬なりの相手に前に出られていました。時計は5F69秒3、ラスト1F12秒7でした。
嘉藤調教師は「週末の追い切りの動きもさっぱりでしたし、今朝も平凡なタイムでも楽に動けませんでした。気性的に突かれる方がいいのかもしれませんが、それでも動きはなかなか良くなってきません。放牧から戻ってきて、ちょっと精神面が変わってきたところが見受けられます。夏場は少し疲れもあっておとなしかったのかもしれませんが、今回は立ち上がるなど、気難しいところも見せています。肉体的にはもうちょっと動けそうな感じはありますから、気性面が影響しているところはありそうです。ただ、いずれにせよ、完成度が低く、ガラッと動きが良くなることはなさそうです。追い切りを何本も重ねていくより、まずは競馬を一度使ってそれからどれくらい変わり身が出てくるのかを見た方が良さそうです」と話していました。
なお、デビュー戦は、10月20日、東京日曜5R芝1800mを松岡騎手とのコンビで予定しています。

2024年9月26日(木) 

デビュー直前で肘腫があり、再度放牧となってしまったウインリバイバルが、24日（火）の検疫で美浦・嘉藤厩舎に入厩しています。
昨日、本日とキャンター調整を行っていました。
嘉藤調教師は「肘腫はもうまったく問題ありませんし、牧場でも緩めず乗ってもらっていました。初日の昨日から元気一杯でうるさいくらいですし、体調は良さそうです。一度デビュー直前まで仕上げていますし、ここからそんなに時間は掛からずデビューまでいけるのではないかと思います」と説明していました。

2024年9月20日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。角馬場での乗り運動後、周回コースにてキャンター2000m〜3000m、または坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「今週も坂路で15〜15の追い切りも行い、順調に乗り込めています。暑さもまだまだ続きますが、バテることはなく、馬には前向きさもあります。ただ、現状完成度が低く、走る気持ちに体がついてこないという状況です。特にトモが緩いので、前だけで走っているのは気になりますね。それでも、芝の方が良さそうな軽い走りですし、まずは競馬を経験した方が馬は良くなってきそうです。馬体重は470キロです」としていました。