2024年10月31日(木)  

先週の新潟では、道中は後方よりで折り合いに専念し、直線は大外に出しましたが、じりじりとした脚しか使えなかったウインエクレール。畠山吉調教師は「ジョッキーも事前の作戦通りにうまく乗ってくれたと思いますが、勝ち馬の決め手が上でした。なかなか展開やメンバーに恵まれないと上位争いまでは難しいところですが、最近はレースの反動もなく、状態は安定しています。次走の中山へ向けて一旦放牧に出しますが、またすぐにトレセンに戻す予定です」と説明していました。
レース後も大きな問題はなく、29日（火）にはスピリットファームに放牧に出ています。
なお、次走は、12月7日、中山土曜11R「常総S」芝1800mを予定しています。

2024年10月24日(木) 

今週の出走を予定しているウインエクレールは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。道中は抑えながら進み、直線では外目に位置取りし、最後は強めに追われてフィニッシュしていました。時計は5F67秒6、ラスト1F11秒3でした。
松岡騎手は「角馬場でのバランスが非常にいいですし、状態の良さが伝わってきます。以前は背腰に反動が出やすかったですが、ここへ来て馬がしっかりしてきたようで疲れが出なくなってきました。その状態の良さが最近のレースの安定ぶりに繋がっているのだと思います。ただ、それに反して馬体が重いのが悩みなんです。ですから、今週は輸送もあるのですが、状態がいいのでしまいは負荷をかけさせてもらいました。馬体がもう少し絞れればもっとレースでの反応が良くなるので、当日に絞れていることに期待しています。自分は乗れませんが、ここで決めてくれることを願っています。応援しています」と細かく説明してくれました。
また、畠山吉調教師は「今週は松岡騎手が乗ってくれて最終調整をやってくれました。非常にいい動きでしたし、ジョッキーの感触もいいものでした。ただ、22日（火）の計測で馬体重が510キロに増えていたんです。先週しっかりやったので減っていればと思っていたのですが、逆に増えてしまいました。体調がいいのもありますが、年齢的に絞りづらくなっているのでしょう。最近は輸送でも減らなくなっているのでそこも心配ですが、今回は新潟までですので、当日に少しでも絞れていればと思います。25日（金）のお昼に新潟へ出発する前には普通に調教を行ってから送り出します」と馬体重の対策を話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜11R「魚沼S」芝2000mに黛騎手で出走が確定しています。
畠山吉調教師は「頭数も落ち着きましたし、最終週で時計が掛かる馬場になっているのもいいと思います。この頭数なら前半無理しないでも大きく離されることはないはずですし、そこから外を回してもそんなに外を回らされることはないはずです。差しが板についてきましたし、差しの決まる今の馬場でこのメンバーなら期待はあります」と話していました。

2024年10月17日(木) 

来週の新潟土曜11R「魚沼S」芝2000mを黛騎手で予定しているウインエクレールは、昨日はキャンター調整を行い、本日Wコースにて追い切りがかけられました。黛騎手が騎乗し、古馬1勝クラスのイーデンテソーロを追走して5Fからペースが上がります。コーナーではインから迫り、直線で既に並び掛けると、最後は軽く仕掛けられて併入フィニッシュとなっていました。時計は5F66秒6、ラスト1F11秒4でした。
畠山吉調教師は「今朝はジョッキーに感触を確かめてもらいました。松岡騎手に細かく特徴を聞いていたようで、追い切りは実戦のように道中折り合ってしまいを生かす形でした。反応も良く、最後までしっかりと動けていましたし、ジョッキーも『特徴を掴めました。ポテンシャルの高い馬ですね』と話していました。背腰も良く、状態面に不安はありませんが、あとは馬体重ですね。今週も504キロとなかなか絞れてきません。あとは今週併せ馬でしっかりやったのでここから来週までにどれだけ絞れるかですね。レースでこの体だと重くて動けないところもあるので、なんとか絞りたいと思っています」と話していました。

2024年10月10日(木) 

再来週の出走を予定しているウインエクレールは、昨日は坂路をキャンターで1本上がり、本日はWコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。道中も抑えながらゆっくりと進み、直線では馬場の外目を馬なりで駆け抜けていました。時計は5F69秒3、ラスト1F11秒5でした。
畠山吉調教師は「馬場の大外を回っていましたし、最後は昨日の大雨でかなり重くなった馬場の中、馬なりでいいタイムが出ていました。ジョッキーも『背腰の不安なく、非常にいい状態』と伝えてくれました。本番では乗れないのに追い切りに乗って状態を細かく伝えてくれて、ジョッキーには本当に感謝しています。馬体に不安なところはないのですが、馬体重は507キロとどうしても絞れません。以前は競馬へ行くと輸送で10キロほどは減っていたのですが、前回はほとんど減りませんでしたし、そういうところでも絞りづらくなっています。レースへ向かうにあたってカイバを落とすことはできませんが、背腰の状態はいいので、しっかりと攻めてなるべく絞り込んでいきたいと思っています」と話していました。
なお、次走は、10月26日、新潟土曜11R「魚沼S」芝2000mを予定しており、ジョッキーは黛騎手に変更となっています。