2024年4月25日(木) 

前走後は放牧に出ていたウインドラートが、昨日の検疫で美浦・蛯名厩舎に入厩しています。本日は坂路をキャンターで1本上がっていました。
蛯名調教師は「牧場でも緩めず乗っていて状態に問題がなかったので、厩舎に戻しました。返し馬はガーッと行って、競馬ではまったく進まず、これまでは気分を害さないように前半出たなりで進めていました。ただ、それで馬が舐めているところがありそうです。未勝利戦もそんなに長くあるわけではありませんし、ひとつ勝たないことには生き残れません。次走はビシッとテンから気合を入れていくことも検討しています」と話していました。

2024年4月19日(金) 

茨城県・行方市のジェットレーシング（ミッドウェイファーム内）にて調整中。坂路をキャンターにて1本〜2本消化しています。
担当者は「今週からは坂路にも入れ始めました。コースだとまったく進んでいかなかったのですが、坂路に入れるとハミを取ってしっかりと動けています。気分屋なところがある馬で、前向きな気持ちが続くかどうかはわかりませんが、坂路の方が進めやすいところがあるので、このまま坂路中心で進めていきます。普段はとてもおとなしいですし、危ない馬という印象はありません」と話していました。

2024年4月12日(金) 

茨城県・行方市のジェットレーシング（ミッドウェイファーム内）にて調整中。トラックコースにてキャンター3000m〜4000mを消化しています。
担当者は「言われていた硬さは気になりませんでしたし、ソエももうほぼ固まっています。疲れもなさそうなので、すぐにコースで乗り始めています。以前は少しテンションが高めでガーッと行く場面もありましたが、今回は逆に前進気勢がありません。走る気がなかったり、それでいて急に危ないところも見せる馬ですから、ビシビシやるわけにもいかず、調整が難しいところです。ただ、今回はあまりに前向きさがないので、ハミをかけて気合をつけて調整していくことも考えています」と話していました。

2024年4月4日(木) 

先週の中山では、後方よりの追走から道中もなかなか押し上げることができず、最後も流れ込んだだけとなってしまったウインドラート。レース後は脚元などに問題はありませんが、昨日には茨城県のジェットレーシングに放牧に出ています。
蛯名調教師は「今回も走っていないのでソエも大丈夫ですし、傷んだ様子はありません。前走よりも時計が速く、メンバーが強かったというのもありますが、前半出たなりで進むと馬もそれでいいものと思って走る気を出さないのもありそうです。気分を損ねないように前半じっくり行って、後半気分良く走らせるようにしていたのですが、元々が走りたくないという気持ちの馬です。ずっとこの形をやっていると馬もなかなか本気に走らないというところもありそうです。未勝利戦もそう長くはありませんし、あまり悠長に構えている時間もありません。性格がさらに曲がってしまう可能性もありますが、そろそろしっかりと走ることを覚えさせてビシッとやることも必要かもしれません」と説明していました。