2016年4月1日(金)
約4ヶ月ぶりにトレセンへ帰厩し、復帰戦へ向けて30日(水)に初追い切りを行ったウインバニラスカイ。昨日31日(木)は引き運動を行い、本日1日(金)は乗り運動を行いましたが、右トモの歩様に違和感が見られています。
その後獣医師を呼んで検査を行った結果、「右股関節炎」との診断が下っています。かねてから股関節の痛みからトモに疲れが溜まりやすい症状は見られており、今回休養を挟んだにも関わらず、レースを使う前に症状の悪化が認められました。獣医師の診断では、「回復するには半年ほどの休養が必要」とのことでした。
そこで協議の結果、半年以上の休養を経たとしても再発の可能性もあり、近走のレースぶりからもこのクラスで好成績を収めるまでに復活するのは厳しいと判断し、明日2日(土)に登録抹消の手続きを行うことが決まりました。
今後につきましては 繁殖牝馬としてサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額に関しましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りする引退通知書にてお知らせいたします。
出資会員の皆様には、復帰戦へ向けて調整していた矢先にこのような形で引退となってしまったことをお詫びすると同時に、ここまで長きに渡り、バニラスカイに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
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