2019年7月11日(木)

　今週の出走を予定しているウインラナキラは、昨日、坂路で最終追い切りがかけられました。単走で最後までほぼ馬なり、無理をしない程度の内容でしたが、後傾ラップを刻み、4F53秒9、ラスト1F12秒7という時計をマークしています。
　増井調教助手は「レースを使ってきている馬ですし、追い切りは上がり重点でしまいの反応を軽く確かめる程度にセーブしました。少なくともデキ落ちはありませんし、馬体重も維持できていて、状態は良い意味での平行線といったところですね。前に行っても後ろから差してもワンパンチ足りないところがあるので、あとは相手関係や道中の立ち回りひとつだと思います。うまくいけばチャンスはある馬ですし、あとは条件がうまく噛み合ってほしいですね」と語っていました。
　追い切り明けの本日は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の中京土曜8R芝2000m牝馬限定戦に和田騎手で出走が確定しています。

2019年7月4日(木)

　来週の中京土曜8R芝2000m牝馬限定戦を和田騎手で出走を予定しているウインラナキラは、昨日、本日とも坂路をキャンターで1本というメニューをこなしています。
　宮調教師は「引き続き状態は悪くありませんし、変わらず順調ですよ。来週は牝馬限定戦を本線に考えていますが、今の時期のこの条件は出走頭数が少ないので、念のため同週に組まれている来週の中京日曜9R『タイランドカップ』芝2000mにも特別登録を行う予定です。水曜日の想定を確認して、最終的にどちらに向かうかを判断したいと思います」と説明していました。

2019年6月27日(木)

　先週の阪神では、道中は中団付近を追走し、直線でも渋太く脚を伸ばし、5着と堅実な走りを見せたウインラナキラ。宮調教師は「道中の手応え以上にラストはよく差を詰めてきましたし、よく頑張ってくれたと思います。距離が1F長いかと思っていましたが、問題なくこなしてくれましたね」と前走を振り返っていました。
　レース後は馬体に異常なく、本日からは軽めのメニューで乗り込みを開始しています。今後は在厩のまま調整し、次走は中2週で7月13日、中京土曜8R芝2000m牝馬限定戦を、引き続き和田騎手とのコンビで予定しています。
　同調教師は「次走は函館、札幌なども含めて検討しましたが、中京にちょうど良い牝馬限定戦が組まれていましたし、こちらに向かうことにしましょう。ここ2走、安定して走れていますし、きっと状態も悪くないのでしょう。極端に速い馬場にならなければ次走もチャンスはあると思います」と話していました。

2019年6月20日(木)

　禁止薬物の影響で先週のレースを除外となったウインラナキラは、その後の血液検査で陰性と判断されたため、今週末の出走に向けて再調整されています。
　昨日は坂路で最終追い切りがかけられました。終始馬なりの手応えのマイペースの追い切りで、4F54秒1、ラスト1F13秒2という時計をマークしています。
　宮調教師は「馬体重はそれほど増えていないと思いますが、前走と同じぐらいのデキはキープできています。できればベストの芝2000mの先週のレースを使わせてもらいたかったところですが、芝2200mも守備範囲内ですし、阪神コースは安定していますからね。今回も堅実な走りを見せてくれると思いますよ」と話していました。　
　追い切り明けの本日は引き運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の阪神日曜7R芝2200mに和田騎手とのコンビで出走が確定しています。