2024年3月28日(木)
先週の中京「高松宮記念」では、初めての1200mのGIという舞台にもかかわらずテンのダッシュは速く、直線でも見せ場十分だったウインカーネリアン。レース後は左トモの管の外側に外傷があり、治療をしながら運動のみで様子が見られています。
鹿戸調教師は「3コーナーで引っ掛けられていたようで左トモに外傷がありました。歩様には出ていませんが、少し腫れてもいますので、今週一杯は治療をして様子を見たいと思います。次走は無事なら京都の『マイラーズカップ』という選択肢もありましたが、外傷がありましたし、GIで目一杯走ったので多少なりとも疲れも見えます。ですので、中3週でそちらに向かうのはやめさせていただきました。それでも、ひどいものではありませんし、少し様子を見たら怪我も疲れも回復してくると思います。治療が終わった来週にはグロースフィールドへ放牧に出して、安田記念を目指します。マイル路線はスプリント路線よりメンバーは強くなりますが、昨年の安田記念ではドバイ帰りで状態が万全ではなかった中でもコンマ7秒しか負けていませんからね。今年は競馬を使っている中での調整ですから、昨年以上の状態で臨めるよう、しっかりと調整していきます」と説明していました。
なお、次走は、6月2日、東京日曜11R「安田記念・GI」芝1600mを三浦騎手とのコンビで予定しています。
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