2020年4月21日(火)

　ウインセブリオンは、先週の福島で出走し、10着となりました。行き脚がついて好位置で進められましたが、3コーナーから手応えも悪くなり、直線はバッタリと脚が止まってしまいました。この結果により、3戦連続9着以下となったことから、2ヶ月の出走停止処分となっています。レース内容は良化しましたが、ここから2ヶ月の休養を経ても、すぐに未勝利戦で勝ち負けとなることは考えづらく、勝ち上がりは難しいと思われます。関係者で協議した結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。明日4月22日(水)に中央競馬の登録を抹消いたします。
　今後は、今週4月23日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、6月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(5月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、セブリオンに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2020年4月16日(木)

　今週の出走を予定しているウインセブリオンは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。単走でスタートし、5Fからピッチが上がると、コーナーで内目を回り、直線は馬場の内側を強めに追われてフィニッシュしています。時計は5F67秒5、ラスト1F12秒1でした。
　金成調教師は「先週はしまいバタバタで動きが重かったですが、今週は最後までしっかり伸びていましたし、動きは良かったですよ。変なところもなく、テンションも保てていますし、力は出せる仕上がりだと思います」と順調を伝えていました。
　そして本日は軽めの運動を消化し、午後から出馬投票で最終的に今週の福島日曜2R芝2000mに国分優騎手で出走が確定しています。
　金成調教師は「ダートも視野にあったのですが、本質的にはパワーはありませんからね。小倉の内容から芝でも強気にはなれませんが、どれくらい走れるでしょうか」と話していました。

2020年4月9日(木)

　小倉遠征後は放牧に出ていたウインセブリオンが、7日（火）に美浦・金成厩舎に入厩しています。昨日はキャンター調整を行い、本日Wコースにて追い切りがかけられました。単走で5Fからピッチが上がると、直線はビッシリと追われましたが、脚は伸ばせずゴールしています。時計は5F69秒6、ラスト1F13秒5でした。
　金成調教師は「今回は牧場でも順調だったようで体つきも悪くなく、息も問題ありません。それだけに追い切りでこれだけ動けない内容からは厳しさも感じます。やれるだけのことはしっかりやって、来週の競馬へ向かいたいと思います」と話していました。
　なお、次走は来週の福島ダート1700mが候補として挙がっています。

2020年4月3日(金)

　茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。坂路を3本、もしくはトレッドミルでの運動を消化しています。
　担当者は「坂路入りも1日おきになっていますし、気合乗りがいい馬なので、坂路ではいいぺースで負荷もかかっています。前回はあまりにテンションが高く、攻める調整ができませんでしたが、今回は比較的落ち着いていて、いい調整ができています。週に1〜2本追い切りもこなしていますし、あとは入厩のお声がかかるのを待つだけです。馬体重は449キロです」と話していました。