2021年5月4日(火)

ウインバシリスは、先週の阪神で出走し、最後方からレースを進め、上位から大きく離された10着に敗れました。デビュー後は計3戦を消化しましたが、道中の追走もままならず、力差を感じるレースが続いています。今回は通算2度目のタイムオーバーで2ヶ月の出走停止処分を受けています。関係者で協議した結果、これまでの内容から未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。明日5月5日（水）に中央競馬の登録を抹消いたします。今後は、今週5月6日（木）のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、7月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(6月分)』にてお知らせいたします。短い間でしたが、バシリスに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2021年4月29日(木)

半年ぶりの実戦となった先週の新潟では、勝負所のペースアップで置かれてしまい、最下位に敗れてしまったウインバシリス。レース後は目立ったダメージもなく順調で昨日から乗り込みを再開しており、連闘で今週の出走を目指すことが決まっています。
本日はキャンター調整をこなし、午後の出馬投票では、今週の新潟土曜6R芝2000mに3キロ減の西谷凜騎手で投票を行うも除外となったため、阪神日曜4R芝2400mに酒井学騎手とのコンビで再投票を行い、出走が確定しています。
加用調教師は「前走後も変わりなく順調ですし、連闘自体は問題ないと思います。ただ、前走では後半のペースアップで想像していた以上に置かれてしまいましたからね。今週末は馬場状態が悪いことが予想されますし、芝2400mという距離も未知数ですから、強気になれないのが正直なところです」と話していました。

2021年4月22日(木)

今週の出走を視野に入れて調整を進めているウインバシリスは、昨日、坂路で追い切りがかけられました。
バシリスには川須騎手が騎乗し、ロメーロ（3歳未勝利）とほぼ同時にスタート。途中までは併走を続けていましたが、最後の追い比べでは2馬身ほど遅れをとって、4F55秒6、ラスト1F13秒5という時計をマークしています。
加用調教師は「先週よりも良い動きができていましたし、小柄な馬で仕上がりも悪くありません。週末は良馬場でレースが開催されそうですし、今週行きたいと思います」と出走へのGOサインを送っています。
続けて、「こちらへ到着した時から馬体は減っていて、見た目の肉付きも物足りなさがあり、冬毛も残っていますが、力を出せる状態にあります。初戦も悪くない仕上がりで臨めただけに、あそこまで動けなかったのは意外でしたが、あとはリフレッシュ効果でどこまでやれるかですね」と話していました。
追い切り明けの本日は引き運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の新潟日曜4R芝2000m牝馬限定戦を3キロ減の角田大騎手とのコンビで出走が確定しています。

2021年4月15日(木)

先週、トレセンへ帰厩後も順調に調整を続けているウインバシリスは、昨日はキャンター調整をこなし、本日は坂路で帰厩後初めての追い切りがかけられました。
バシリスには亀田騎手が騎乗し、松若騎手騎乗のバージョンアップ（3歳1勝クラス）との併せ馬。後半にかけてペースアップする内容で、最後はやや強めに追われて1馬身の遅れでゴールとなっています。時計は4F56秒3、ラスト1F12秒5でした。
加用調教師は「久々の分、見た目の動きはまだ重い感じがしましたが、このひと追いでどこまで良くなってくれるかでしょう。それでも、追い切りに乗った亀田は『冬毛が伸びていて体も華奢ですが、馬場の悪い時間帯を考えればしまいはまとめていましたし、悪くない動きでした』と悪い評価ではありませんでした。調教の動きからもタイムオーバーになるほどの馬ではありませんが、あとはレースに行ってどうかですね。一応、来週の出走を視野に入れていますが、あとは来週の追い切り次第ですね」と話していました。
なお、次走は、来週の新潟日曜4R芝2000m牝馬限定戦や同週の新潟土曜7R芝1800mなどが候補に挙がっています。