2024年4月18日(木)
今週の出走を予定しているウインピクシスは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。前半はかなり抑えて進みますが、その後は行きっぷり良く進むと、直線では馬場の内側を持ったままで伸び、最後の1Fは余力十分で10秒8と速いタイムをマークしていました。全体時計は5F67秒4でした。
松岡騎手は「角馬場で長く体を動かしてから追い切りに行っています。先週までは手前の変換に少しぎこちなさが残っていましたが、今週はうまくできていましたから、体のバランスも良化しています。動きも内目を通っているので時計は速くなっていますが、想定内のタイムです。前走時は腰回りの疲れがあって状態が万全ではなかったですが、今回はそれが解消され、非常にいい状態に仕上がったと思います。体も輸送でもう少し絞れると思うので、レースでちょうどよくなりそうです」と状態に自信を持っていました。
続けて、「今開催の福島は雨での競馬がなかったので馬場も悪くなっていませんし、ピクシスもこなせる馬場です。先週のウインボレロの時はペースが速かったので差しが決まりましたが、ペース次第では前も十分に残る馬場です。ゲートは速いので行く馬がいなければハナでもいいですし、行きたい馬がいたら2番手でも問題ありません。調教も任せていただき、ここまで順調に調整できたと思いますし、あとはレースで結果を出すだけだと思っています」と力強く締めくくってくれました。
また、上原博調教師は「ラストは10秒8と速いタイムでも無理はしていませんし、ジョッキーも『状態はいい』と言ってくれていますからね。前回は小倉へ輸送をして少し調子を崩してしまいましたが、今回はいい状態で向かえそうです。とにかくこの馬は不利があったり、馬場に恵まれなかったりと運がありません。それでも、噛み合えば重賞を獲れる馬だと思っていますので、力を出し切る競馬をして欲しいと願っています」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の福島土曜11R「福島牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に松岡騎手で出走が確定しています。
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