2025年1月30日(木)
ウインルーティンは、来週の東京土曜11R「早春S」芝2400mに向けて、先週末25日(土)には坂路で4F58秒2、ラスト1F14秒3という軽めの時計をマークしましたが、翌26日(日)の馬体チェックでは左前脚の管から球節にかけての箇所に若干の触診反応が認められています。
また、昨日には患部のエコー検査を行った結果、今月13日(月)の検査時との比較で左前脚の患部の損傷範囲が広がっていることが確認できています。これを受けて、来週の出走予定は白紙とすることが決まり、明日には滋賀県にあるワコーファームへ放牧に出る予定です。
長谷川調教師は「前走後は問題なく、これなら次走に向けて進めていけると判断しましたが、先週からの立ち上げ後に少し気になるところが出てしまいました。順調に進められず申し訳ありませんでした。エコー検査の結果、前回の検査時よりも患部の損傷の範囲は広がっていましたが、『ここから3ヵ月前後で実戦復帰は可能』というのが獣医の診断でした。休ませたからといって再発のリスクがなくなるわけではなく、今後も脚元とうまく付き合っていくしか方法はありませんが、まずはひと月ほど騎乗を控えて休ませることになりました。その後は低強度の騎乗運動から立ち上げていき、調整が順調に進めば6月以降の実戦復帰を目指していきます」と説明していました。
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