2024年7月25日(木)

今週の出走を予定しているウインルピナスは、先週末20日（土）に札幌競馬場に移動を済ませています。
昨日は札幌ダートコースで最終追い切りがかけられました。横山武騎手が騎乗し、単走で5Ｆから少しずつペースを上げます。道中も折り合い重視でゆったりとしたペースで進み、直線も馬なりのままゴールしていました。時計は5F71秒2、ラスト1F12秒5でした。
鈴木伸調教師は「ジョッキーは『違和感もなく、前走同様いい状態をキープできています』と話していました。札幌への輸送も無事にこなしてくれましたし、馬体重も現在で前走と同じくらいです。テンションが上がることなく、いい精神状態ですし、力を出せる仕上がりです。前回はジョッキーが無理させませんでしたが、レースの形としてはあれで良かったと思います。今回も前々で最後までしぶとさを生かせればと思います」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の札幌日曜7R芝1800m牝馬限定戦に横山武騎手で出走が確定しています。

2024年7月18日(木)

前走は直線で追うのをやめたウインルピナスですが、その後はどこにも問題はなく、昨日と本日は角馬場からコースでキャンターというメニューを消化しており、20日（土）には札幌競馬場に移動の予定です。
鈴木伸調教師は「前走後は一度も歩様には出ていませんし、乗り出してからも動きに問題はありません。疲れもないようなので、週末には札幌へ移動させ、来週の競馬へ向かいます」と順調を伝えていました。
なお、次走は、来週の札幌日曜7R芝1800m牝馬限定戦を横山武騎手とのコンビで予定しています。

2024年7月11日(木)

先週の函館では、ハナを奪ってマイペースで逃げたものの、直線半ばで歩様に違和を感じ、ジョッキーが追うのをやめたウインルピナス。入線後はジョッキーが下馬して引いて帰っていき、その日のうちに獣医師の検査を受けましたが、どこにも問題はありませんでした。
その後も歩様に問題はなく、9日（火）には再び診療所で受診しましたが、やはり異常はありませんでした。昨日は引き運動を行い、本日は横山武騎手が騎乗して角馬場で歩様チェックを行いましたが、問題はありませんでした。
鈴木伸調教師は「検査でも何も出ませんでしたし、今朝はジョッキーに乗ってもらいましたが大丈夫でした。雨の影響で馬場もかなり悪くなっていましたし、馬場を気にして歩様が少し悪くなったのでしょう。その違和感はレースで乗っている者にしか分かりませんし、そのままびっしりと追っていたら大きな故障になっていたかもしれません。あそこで止める判断は間違っていなかったと思います。最後まで走り切っていないので馬体に疲れもありませんので、このまま続戦します。札幌のきれいな馬場で巻き返したいと思います」と説明していました。
なお、次走は中2週か中3週で札幌での出走を予定しています。

2024年7月4日(木)

今週の出走を予定しているウインルピナスは、先週末29日（土）に無事に函館競馬場に到着しています。
昨日は横山武騎手騎乗で函館Wコースにて最終追い切りがかけられました。ゆっくりと入り、半マイルからペースが少し上がると、最後まで馬なりでゴール板を駆け抜けていました。時計は4F54秒9、ラスト1Ｆ13秒3でした。
担当調教助手は「輸送も無事にこなしてくれましたし、横山武騎手の感触も非常にいいものでした。その後獣医師に診てもらっても、獣医師が褒めてくれるくらいで本当に今はデキがいいのだと思います。涼しい北海道が合うのか、輸送で馬体も減りませんでしたし、カイバもしっかりと食べて馬体重は440キロです。いい体つきに成長してきましたし、ここからまだ良くなりそうな雰囲気もあります。洋芝は昨年結果も出ていますし、今度こそ決められるよう、当日までしっかりと調整していきます」と細かく説明していました。
また、鈴木伸調教師は「美浦で本数も重ねてほぼ仕上がっているので、今週軽めは予定通りです。ジョッキーもいい感触を得てくれたようですし、いい状態で出走できそうです。ジョッキーはこの馬を評価していて、これまで折り合いなどを教えてきましたが、溜めてもキレる脚はないので、今度こそ前々での競馬をするはずです。そういう意味では距離も2000mでいいと思います。ここでしっかりと決めたいと思っています」と期待を語ってくれました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の函館日曜8R芝2000m牝馬限定戦に横山武騎手で出走が確定しています。