2024年1月31日(水)

ウインウィズハートは、先週の京都で出走しましたが、勝負所から徐々に遅れをとり、最下位に敗れました。レース後、週明けのレントゲン検査で骨に異常は見つかりませんでしたが、両前脚の球節炎との診断が下っています。また、レースでは呼吸音の大きさも認められ、能力的にも厳しい現状です。関係者で協議の結果、未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決めました。今週2月3日（土）に中央競馬の登録を抹消いたします。
今後は、来週2月8日（木）のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、4月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内（3月分）』にてお知らせいたします。
短い間でしたが、ウィズハートに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2024年1月25日(木)

今週末の出走にスライドとなったウインウィズハートは、昨日、CWコースで最終追い切りがかけられました。ウィズハートには城戸騎手が騎乗して先行スタート。外からレジェンドシップ（古馬1勝クラス）が並びかけて併せ馬となりましたが、その後は遅れをとり2馬身遅れでゴールとなっています。時計は6F71秒4、ラスト1F12秒3でした。
奥村豊調教師は「いつもとは違って先行する形で追い切りましたが、道中は物見をしてフワフワとした走りでした。後ろから馬が来たことで少しは反応しましたが、最後はさほどギアが上がらずゴールとなっています。脚元に関しては、状態悪化を心配していましたが、体がしっかりとしてきたこともあり、よく耐えてくれている印象です。ただ、追い切りを重ねてきていますが、息遣い、動きがともに良くなってきませんし、まだ大きなことは言えないのが正直なところです」と話していました。
なお、追い切り明けの本日は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の京都土曜4Rダート1400mに城戸騎手で出走が確定しています。

2024年1月18日(木)

今週末のデビューを目指すウインウィズハートは、昨日、CWコースで最終追い切りがかけられました。
ウィズハートには小坂騎手が騎乗し、先行する2頭（ロードバルベーラ、アシタバ）を目標にコーナーでは最内を通って追い上げを図りますが、最後は前2頭に6馬身ほど離されて3番手でゴールを迎えています。時計は6F89秒3、ラスト1F12秒9でした。
追い切り明けの本日は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の中山土曜3Rダート1200mを石川騎手で投票を行いましたが、抽選除外となっています。
来週の京都土曜4Rダート1400mを城戸騎手とのコンビでスライド予定です。
奥村豊調教師は「追い切りを重ねていますが、動きや息遣いの良化はスローです。調教で動けていないぶん、球節炎は小康状態にあります。今週は抽選除外となりましたので、来週の出走に向けて調整していきます」と話していました。

2024年1月11日(木)

デビューに向けて調整を続けているウインウィズハートは、先週5日（金）にCWコースで追い切りがかけられました。3頭併せの最内を通り、直線入口までは併走状態でしたが、最後は併せた2頭に7、8馬身ほど離されてゴールとなっています。時計は6F72秒2、ラスト1F12秒7でした。
昨日はキャンター調整をこなし、本日、坂路で追い切りがかけられました。前半は15〜15秒ペースで入り、末を伸ばす内容で、併せたワイドアラジン（古馬2勝クラス）と併入でゴールを迎えています。時計は4F57秒7、ラスト1F12秒9でした。
奥村豊調教師は「先週コ−スで追い切ったことによる動きの良化を期待していましたが、今朝の坂路の追い切りも思ったほど動ききれなかったというのが正直なところです。先週の追い切り後には両前脚の蹄鉄を履かせて調整していますが、球節の関節液は増えてきているものの、その後も繋靭帯の張りは見られず、脚元はなんとか持ちこたえてくれています。ただ、動きのほうがなかなか良くなってこないのが気になるところです」と話していました。
なお、デビュー戦は、来週の中山土曜3Rダート1200mを予定しています。