2024年7月25日(木)

ウインカルディアは、先週末に7月30日（火）に盛岡競馬場で行われる地方交流競走「アンバー賞」芝1700mに登録申し込みを行いましたが、抽選により除外となったため、今週末の新潟での出走へ切り替えています。
昨日はWコースで最終追い切りが行われました。古馬3勝クラスのトロヴァトーレを大きく先導し、5Fからペースが上がります。コーナーでは外を回り、相手を迎え入れると、直線での併せ馬では強めに追われながら格上相手にしぶとく食らいついていました。時計は5F68秒1、ラスト1F12秒5でした。
鹿戸調教師は「時計の掛かる時間帯でしたし、ラストのタイムが少し遅かったのはそのせいです。それでも格上相手に頑張っていましたし、動きは良かったですよ。デビュー前はソエがあって坂路でしかやれませんでしたが、今回はソエが治まり、Wコースでしっかりと追えるようになりました。そういう意味では上積みはかなり大きいと思います。シルエットはかなり細くは見せますが、馬体重は414キロと攻めてきても耐えてくれていますし、あとは輸送で大きく減らなければと思います。開幕週の軽い馬場が合っていると思いますし、2戦目で前進があればと思います」と話していました。
そして本日は軽めの乗り運動を行い、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜4R芝1800mに荻野極騎手で出走が確定しています。

2024年7月18日(木)

盛岡の交流競走を目指しているウインカルディアは、昨日は坂路にて追い切りがかけられました。3歳未勝利レッドライトニングを先導し、前半は抑えながらゆっくり入ります。相手が迫ってきた後半も手応えには余裕があり、最後まで余力を残して併入ゴールとなっています。時計は4F53秒8、ラスト1F13秒0でした。
鹿戸調教師は「最後まで余裕がありましたし、稽古の動きは間違いなく良くなっています。しかし、体つきはお腹が巻き上がって見えますし、数字も410キロと徐々に減ってきています。胃薬を与え、カイバも食べているのですが、どうしても体が良くなってきません。競馬まではなんとかいけるのかもしれませんが、その後はまたガタッときてしまうような気がしています。能力がないわけではないのですが、体質が弱すぎてその能力を発揮できるところまで持ってこれないというのが現状です」と厳しい表情で話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、7月30日（火）に盛岡競馬場で行われる地方交流競走「アンバー賞」芝1700mを予定しており、今週に登録申し込みを行います。

2024年7月11日(木)

前走後はソエが出て放牧に出ていたウインカルディアが、先週末6日（土）に美浦・鹿戸厩舎に入厩しています。
昨日は坂路で追い切りがかけられました。3歳未勝利プリュノワールを先導し、前半はゆっくりと入ります。後半はペースを上げ、最後は馬なりで迫る相手に強めに追われて併入フィニッシュとなっていました。時計は4F55秒5、ラスト1F12秒7でした。
鹿戸調教師は「馬場の重い時間帯でしたし、以前の坂路での動きからももっとバタバタになるかと思っていましたが、最後まで粘りを見せて、ラスト1Fは12秒台で上がってこれました。ソエも落ち着いてきて、馬もようやく走れるようになってきたのかもしれません。馬体重も現在416キロでこの馬としてはある方ですが、調教の強度が上がってくるとカイバを全部食べられません。レースまでにここからどれだけ減ってくるでしょうか。さらに盛岡に選ばれた場合でもこの暑さでの輸送も心配です。なんとか馬には頑張って欲しいと思います」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、7月30日（火）に盛岡競馬場で行われる地方交流競走「アンバー賞」芝1700mを予定しており、来週末に登録申し込みを行います。

2024年7月5日(金)

茨城県・美浦のグロースフィールドにて調整中。トレッドミル、またはダートコースにてキャンター1000mを2本というメニューを消化しており、明日の検疫で美浦・鹿戸厩舎に入厩の予定です。
担当者は「入厩が決まったことで、今週3日（水）には15〜15を行いました。速いところを行かせれば気持ちも入りますし、しっかりと動ける馬です。あとはまだ弱いところが残っているので、今後トレセンで進めた時にソエなどがどうなるかでしょう。冬毛は抜けてきたのですが、今度は肌荒れが出てきて、そういう内面の弱さもあります。それでも、馬体重は434キロまで増えましたし、この馬としては状態は良くなっていると思います」と話していました。