2025年4月24日(木)

先週の福島では、後方よりのポジションとなり、スローペースの中、早々に手応えが怪しくなってしまったウインアレース。レース後は本日から乗り出していますが、脚元などに問題はありません。
畠山吉調教師は「小倉の時のようにレース前に疲れてしまっていた感じではなく、今回は状態が良かったです。それだけに、あの緩いペースについていけない内容は厳しかったですね。前走を見ると、芝の1600m〜1800mを使っていっても同じようになってしまいそうです。ジョッキーは『ダートでも』と話していましたし、芝に拘るのなら距離を延ばすなど条件をガラッと変えないといけないのかもしれません。来週以降メンバーや頭数を見て出走レースを決めたいと思います」と話していました。

2025年4月17日(木)

今週の出走を予定しているウインアレースは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。黛騎手が騎乗し、古馬3勝クラスのルーンファクターとほぼ同時に5Ｆからスタートします。アレースが外に位置取り、そのままの態勢で直線に向くと、最後まで余裕の手応えで併入ゴールとなっていました。時計は5F65秒8、ラスト1F12秒0でした。
黛騎手は「最初は少し相手と離れていたのですが、そこでフワフワするところがありました。でも、相手に併せに行ったらしっかりとハミを取り、今週は最後まで動きは良かったですね。今日着けたチークの効果は抜群にあるという感じではないですが、マイナスもないので競馬でも着けてもいいかもしれません。トモも気になりませんし、状態は良くなっていると思います」と説明してくれました。
また、畠山吉調教師は「先週11日（金）に松岡騎手に乗ってもらったところ、『身体的に悪いところはないけど、体が立派でそれで動けないのでは？』とのことでした。ですので、週末もしっかりと運動量を取り、今週測定の馬体重は478キロと先週よりマイナス8キロでした。その効果で今週の稽古の動きは良かったですし、トモにも疲れはないようです。気も乗っているようなのでチークはなしでもと思いましたが、レースへ行くとソワソワして後ろ向きなところも見せますし、ジョッキーもチークに悪いイメージは持たなかったようなので本番でも着けていきます。松岡騎手も『未勝利は楽に勝たないといけない馬』と言ってくれていますし、なんとかここでいいレースを見せてほしいと思っています」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の福島土曜5R芝1800mに黛騎手で出走が確定しています。

2025年4月10日(木)

今週の出走を予定しているウインアレースは、昨日Wコースで追い切りがかけられました。黛騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。道中もそこまでペースを上げず、直線では馬なりのままで無理せずゴールしていました。時計は5F68秒5、ラスト1F11秒9でした。
黛騎手は「先週びっしりとやったことで気合は入っていました。ただ、角馬場ではトモの踏み込みが良くないところがありました。ですので、追い切りは無理はしませんでした。速いところへいった動き自体は悪くありませんでしたし、決して今週レースに使えない状態ではないと思います。ただ、トモの疲れで前走もレース前に終わっていたと聞きましたし、トモにダメージが出やすい馬なのかもしれません。そういう意味では追い切りを軽くし、トモのケアをして疲れを残さないような形でレースへ向かえればと思います」と説明していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の福島日曜5R芝1800mに黛騎手で投票を行いましたが、11節のアレースには枠はなく、除外となっています。
次走は、来週の福島土曜5R芝1800ｍに黛騎手で予定しています。
畠山吉調教師は「今週の追い切りも反応は良くなかったので追い切り後に獣医に診てもらったところ、トモを含めどこも問題はありませんでした。先週、今週と追い切りの動きはもうひとつでしたが、決して状態が悪いわけではなさそうです。今週は除外になりましたので、来週の出走へ向けてトモの状態をしっかりと見極めていきます」と話していました。

2025年4月3日(木)

来週の福島日曜5R芝1800mを黛騎手で予定しているウインアレースは、昨日はキャンター調整を行い、本日Wコースにて1週前追い切りがかけられました。アレースには黛騎手が騎乗し、3歳1勝クラスのルイステソーロを追走して、5Fからスタートします。道中は抱えながら進み、直線で前に並びかけますが、最後は馬なりの相手に対し、アレースが一杯に追われて併入ゴールとなっていました。時計は5F67秒5、ラスト1F12秒1でした。
畠山吉調教師は「相手はひとつ勝っている馬ですが、稽古はアレースの方が動きます。さらにはアレースにはジョッキー、相手には助手が騎乗だったのでアレースが外になりました。黛騎手には『相手がついてこれないようなら抜け出していい』と話していたのですが、逆にアレースが一杯になり、相手に合わせてもらう形になってしまいました」と追い切りを説明していました。
続けて、「黛騎手も初めて乗っただけに原因は掴めず、『馬を気にした様子もありませんし、気難しさが出たという感じでもありません。馬場が重いことが影響したでしょうか』とのことでした。先週、松岡騎手に乗ってもらって、『いい状態』と言ってもらえただけに、今週の追い切りで動けなかったのは誤算でした。雨の影響で馬場が相当重くなっていたので、それが原因かもしれませんし、気持ちの面というのも考えられます。馬の状態は決して悪くありませんし、この1本で来週はどう変わってくるかでしょう」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。