2025年1月10日(金)

茨城県・美浦の広瀬ステーブルにて調整中。トラックコースにてキャンター2500mを消化しています。
担当者は「村田調教師からスクミやトモの筋肉痛のことを聞いていましたが、だいぶ時間も経っていたことで、ウチへ来た時にはもう気にならない状況でした。ですので、すぐにコースで乗り始めました。体を使わせるようにしっかりと乗ってきて、休ませた分の緩みも取れてきたのですが、今度は全体的に疲れが出てきたようです。今週は馬運車で輸送をして坂路で追い切りをするつもりでしたが、キャンセルにしました。一気にペースを上げてきたことで疲れが出たのかもしれません。まだ弱いところのある馬ですが、未勝利馬でゆっくり休ませるわけにもいきません。治療をしてまたペースを上げていきます」と話していました。

2024年12月26日(木)

先週の追い切り後に歩様が乱れ、出走を回避することなったウイングラフトンは、トモの筋肉痛の症状は回復してきましたが、24日（火）には広瀬ステーブルに放牧に出ています。
村田調教師は「日に日に良くなり、火曜日はうるさいくらいに元気で歩様もシャキシャキとしていました。このままトレセンで進めようかとも考えましたが、筋肉痛は深いところに残っていることもありますし、ここでまた一気にペースを上げると再び出てくる可能性もあります。少し牧場で様子を見て、乗り出して態勢が整えばまたトレセンに戻します。せっかく復帰戦直前までいったのに申し訳ありませんでした」と説明していました。

2024年12月19日(木)

今週の出走を予定していたウイングラフトンは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。黛騎手が騎乗し、後ろから同厩舎の2頭（リュウジンマル、アルデラックス）が追走してきます。コーナーでは外を回って相手を迎え入れると、直線では早々に脱落してしまい、大きく遅れてゴールしていました。時計は5F68秒9、ラスト1F12秒7でした。
その後、スクミの症状があり、午後には熱発も確認されたことから、今週の出走を回避することが決まっています。
本日には熱は下がりましたが、舎飼で様子が見られていました。
村田調教師は「追い切り後にスクんでしまい、スクミだけなら午後に回復するかと思いましたが、午後も歩けないほどでしたし、さらには発熱もありました。念のために撮ったレントゲン撮影では骨に異常はありませんでしたが、獣医師の見解ではトモの筋肉痛とのことでした。発熱は感染症を心配しましたが、今日になってもどこかが腫れたりすることはなかったですし、これも筋肉痛から一時的に熱が上がったとの結論でした。追い切りの動きは馬場が重かったのが影響してかまったく動けず、最後は走りがバラバラになっていました。その反動が出てしまったのだと思います。レース直前でこのような形になり、申し訳ありませんでした。今日には少し回復しましたが、まだトモの歩様は良くありません。明日以降の経過をしっかりと見ておきます」と説明していました。

2024年12月12日(木)

来週の出走を予定しているウイングラフトンは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。2歳未勝利ヴォンフレを先導し、5Fからペースが上がります。コーナーでは外を回って相手を迎え入れると、直線では共に追われ、最後は伸び負けて2馬身の遅れとなっていました。時計は5F68秒6、ラスト1F11秒8でした。
村田調教師は「遅れはしましたが、相手は稽古で動く馬ですし、グラフトンもしまい11秒台で動けていました。これまでは一度も追い切りでラスト1F11秒台は出せなかったですからね。この中間、牧場で体つきや動きが変わってきていましたし、トレセンでの動きも少し良くなっていて成長を感じます。馬体重は442キロと前回よりは増えていますが、前回は連闘で減った分なだけに本音はもっと増えて欲しいところです」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、来週の中山土曜3R芝1600m、もしくは中山日曜3R芝1200mのどちらかを黛騎手とのコンビで予定しています。