2025年4月10日(木)
今週の出走を予定しているウインキララは、昨日Wコースで最終追い切りがかけられました。キララが先行し、同厩舎の2頭(ハードロックスター、ルカランフィースト)が追いかけてくる形。コーナーでは外を回って2頭を迎え入れると、直線での3頭併せでは最後まで馬なりで、ルカランフィーストと併入、ハードロックスターには半馬身の先着を決めていました。時計は5F66秒5、ラスト1F12秒0でした。
鹿戸調教師は「カイバ食いが良くなく、馬体重がまた減って今週の追い切り前には437キロでした。ただ、競馬へ行くにあたって調教が軽すぎては結果を出せませんから、今週は3頭併せでやりました。気が良くて動き自体もいいですが、あとはこの後しっかりとカイバを食べてくれるかどうかですね」と状態を説明していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、当初予定していた今週の福島土曜3R芝1800m牝馬限定戦は12節のキララでも除外対象だったことから、今週の福島土曜5R芝2000mに変更し、そこに荻野極騎手で出走が確定しています。
同調教師は「1月から休んでいたのに予定のレースを使えないなんて想定外でした。中山へ移動することも選択肢にはありましたが、やはり平坦の方がいいですし、平坦、開幕週という条件がベストです。2000mの距離はやってみないと分かりませんが、三浦騎手は以前、『2000mくらいあってもいい』と言っていましたし、この距離の方が楽に先手を奪えるでしょう。開幕週の馬場なら前は止まりませんし、未勝利を勝てる力はある馬です。あとは輸送を無事にこなして、当日なんとか少しでも馬体が増えてくれればと思っています」と話していました。
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