2025年9月2日(火)

このたびウインバーテックス号(牡馬3歳、美浦・清水英克厩舎)が、笠松・笹野博司厩舎へ転籍の運びとなりましたので、お知らせいたします。　
バーテックスは先週の新潟で出走し、前々で運びましたが、直線ではいつもの粘りが見せられず、9着に敗れました。優先出走権利を逃してしまったことで今後3歳未勝利戦への出走はほぼ不可能となりました。それでも、デビュー戦からここまで掲示板6回と勝ち馬ときわどい競馬を続けてきましたし、ウインブライト産駒でこれからの成長も見込めるはずです。中央の1勝クラスでも通用する可能性があると判断し、関係者で協議した結果、ファンドを解散しないまま地方競馬へ転籍して中央競馬への再登録を目指すことを決定しました。地方競馬で3歳時は2勝、4歳以降は3勝することが再登録の条件です。
バーテックスは、近日中に中央競馬の登録を抹消し、トレセン近郊のKSトレーニングセンターに放牧に出ます。連戦の疲れをいやした後に、笠松・笹野厩舎へ入厩の予定です。
急な決定ではございますが、会員の皆様には何卒ご理解いただきますようお願いすると同時に、引き続きバーテックスにご声援くださいますようお願い申しあげます。
出資会員の皆様には、地方転籍のお知らせを書面にてお送りいたしますので、あわせてご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。

2025年8月28日(木)

今週の出走を予定しているウインバーテックスは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。古馬1勝クラスのタッカーを先導し、5Fからペースが上がります。コーナーでは外を回って相手を迎え入れると、直線では追われる相手を尻目に最後まで馬なりのまま無理せず併入ゴールとなっていました。時計は5F69秒3、ラスト1F11秒5でした。
清水英調教師は「もう攻める調教は必要ありませんが、動きは変わらずいいですね。暑い中これだけ使っていますから、さすがに調子も落ちてくるかと思いましたが、馬は元気で調教の動きも相変わらずいいですよ。調子落ちはないと言えます。キレがなく、新潟の外回りは向いてる条件ではありませんが、馬場は適度に荒れてきて時計が掛かっているのはいい傾向です。今まで戦ってきたメンバーからも未勝利は勝てる馬ですし、最後になんとかしたいですね。頑張って欲しいと思います」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜6R芝1800mに3キロ減の石神道騎手で出走が確定しています。

2025年8月21日(木)

来週の新潟土曜6R芝1800mを3キロ減の石神道騎手で予定しているウインバーテックスは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。3歳未勝利アンヘルカイドを追走し、5Fからペースが上がります。コーナーではインから相手に迫り、最後まで無理することなく2馬身の先着を決めています。時計は5F67秒6、ラスト1F13秒1でした。
清水英調教師は「もう強い調教は必要ありませんし、いかにデキを落とさずキープできるかになります。夏バテもなくこらえてくれていますし、見た目には調子落ちはありません。なんとか最後に決められたらいいですね」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2025年8月14日(木)

先週の新潟では、スタートを決めて積極的にレースを運び、最後まで止まってはいないものの、もうひと押しがなく、3着惜敗となったウインバーテックス。レース後は運動のみですが、脚元などに問題はありません。
なお、次走は中2週で、8月30日、新潟土曜6R芝1800mを3キロ減の石神道騎手との初コンビで予定しています。
清水英調教師は「希望通りかなりの雨も降ってくれていい条件だったんですけどね。なかなか決められずに申し訳ございません。次は3キロ減もありますので、なんとか詰めの甘さを補えればと思います。レース後も変わった感じはないので、なんとか状態を落とさないようにうまく調整していきます」と話していました。