2025年7月10日(木)
気性面での危うさも見せていたウインブリザードは、週末も本間調教助手との丁寧なコンタクトからゲート練習を消化し、少しずつ良化を見せていました。
発馬は問題がなかったことから、早速昨日にはゲート試験を受験しています。角馬場でじっくりとコンタクトを取ってからゲートへ移動し、スムーズにゲート入りをすると発馬を普通に決めていました。2回目も問題はなく、無事に一発合格となっていました。
本間調教助手は「馬がいない馬場の外の練習ゲートでじっくりと時間をかけてやったところ、馬が少しずつ理解してくれましたし、だいぶ手の内に入ってきた感覚がありました。もちろんまだ危ないところはあるのですが、人を落としてやろうとか、反抗したりという感じではありません。まだ馬が若いだけですからね。走りそうな馬なので、性格が悪い方へいかないよう、うまくコンタクトを取っていきたいと思います」と細かく説明してくれました。
本日は軽めの運動を消化していました。
深山調教師は「精神的に危ないところがある馬ですが、まずはゲート試験に受かって良かったです。歩様には出ていないのですが、8日(火)の午後から左後肢が少し腫れぼったくなっていて、昨日のゲート試験合格の後、念のためレントゲンを撮りましたが、骨には異常はありませんでした。熱は上がっていないのでフレグモーネの感染ではなさそうで、おそらく馬房で脚を捻ったか、ぶつけたかだと思います。それでも、ゲート試験にも問題なく合格して今日には腫れも小さくなってきています。ゲートに受かりましたので、週末には軽く15〜15くらいをやってみる予定です。その動きにより、このままデビューへ向けて進めていけるのか、放牧でひと息入れるのか、またご相談させてください」と話していました。
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