2025年4月24日(木)
先週いきなりゲート試験に合格したウインテラジーナは、週末20日(日)には坂路で4F57秒7、ラスト1F13秒8という初時計をマークしています。
昨日はキャンター調整を行い、本日坂路にて追い切りがかけられました。3歳未勝利ノースタンダードを追走し、前半は抑えて進みます。後半はまだ相手の後ろでしたが、馬なりで徐々に追いつき、最後は並んだところがゴールとなっていました。時計は4F55秒2、ラスト1F13秒2でした。
栗田調教師は「まずは坂路でどれだけ動けるかという内容でしたが、歳上相手に追走して楽に並んでいました。騎乗者によるとまだ余裕はあったそうで、思ったより動けました。まだ体力も含め、物足りないところがありましたから、速いところで動けるかどうか不安もありましたが、これだけ動けたのは良かったです。現状ではおそらく能力だけで動いているのだと思います。ただ、来た時は冬毛も長く、体も薄かったのですが、ここへきて毛が抜けて体調が上がってきました。カイバも食べてくれて体にボリュームが出てきたのもいいですね。これだけ動けるのですから、予定通り東京の開幕週でもと思いましたが、この馬は新馬勝ちを狙えるくらいの素材です。まだベースができていない中でこれだけ動けるのですから、中身がしっかりしたら新馬勝ちの確率は上がるはずです。開幕週とは決めずに、今後の馬の状態、ここからの良化度合を見てからデビューを相談させてください。この後は千葉県のヒモリファームでしっかり乗ってもらって、タイミングを見てまたトレセンに戻します」と説明していました。
今週末には千葉県のヒモリファームに放牧の予定で、デビュー戦は現時点で未定となっています。
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