2020年8月6日(木)

　来週の新潟土曜5R芝1600mでデビューを予定しているウインアルバローズは、野中騎手とのコンビが決まっています。
　昨日はその野中騎手が跨り、Ｗコースにて1週前追い切りがかけられました。いつもの調教パートナーの2歳新馬スズノイナズマの外に位置取り、5Fからペースが上がります。直線で一杯に追われる相手に対し、余力十分で1馬身の先着を決めていました。時計は5F68秒2、ラスト1F13秒6でした。
　深山調教師は「まだ緩さは残りますが、1本毎に動きは上向いてきています。入厩当初はテンションが上がり、ハミを噛んでしまうところがあったのですが、環境にも慣れてきて徐々にそれも解消されつつあります。ジョッキーは『距離が延びて良さそう』と話していましたが、まずは芝1600mから使って、その走り次第で今後のことを決めていければと思っています。週末と来週の2本である程度の態勢は整いそうですし、レースを使いながら良くなってきて欲しいですね」と説明していました。
　追い切り翌日の本日は軽めの運動を消化していました。

2020年7月30日(木)

　先週ゲート試験をパスしたウインアルバローズは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。2歳新馬スズノイナズマと併走で5Fからゆっくりとピッチが上がると、直線でもペースは上がらないまま、最後は先着でゴールしています。時計は5F68秒5、ラスト1F14秒4でした。
　深山調教師は「気持ちはある馬なのですが、まだそれに体がついてきていないという走りでしたね。息の入りももうひとつで、中身の面でもまだこれからという感じです。それでも、動き自体は悪くありませんし、追い切りを重ねるごとに良くなってきそうですよ」と感触を伝えていました。
　続けて、「芝でキレるという感じもないですが、かといってゴリゴリのダート馬という体つきもしていません。適性はまだ掴みかねていますが、まずは芝からデビューさせてもいいのではないでしょうか。あと2週ほどあればだいたいの態勢は整うと見ています」とデビュー予定を伝えていました。
　追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
　なな、デビュー戦は、8月15日、新潟土曜5R芝1600mを予定しています。

2020年7月23日(木)

　ウインアルバローズ（父ロージズインメイ、母マイネピュール）が、先週末18日（土）の検疫で美浦・深山厩舎に入厩しています。輸送熱もなく、翌日からは坂路入りを開始しています。
　昨日コースからゲート練習を消化していました。　
　深山調教師は「特に癖もなく、ゲート練習も初めてですが、一連の動作を問題なくこなせていました。これなら試験を受けてもいいと思います。明日、練習がてらに試験を受けてみます」と早速のゲート試験受験を決めていました。
　そして本日は初めてのゲート試験に臨んでいます。枠入り、枠内静止、飛び出しの動作を2度とも無難にこなし、見事一発合格となっています。
　深山調教師は「さすがに1日しか練習していないので、抜群に速いダッシュとはいきませんでしたが、普通には出てくれて問題なく合格でした。練習1日で合格できるとは優秀ですね。今後も発馬の練習はしつつ、来週からは速い追い切りも行っていこうと思っています」と合格を喜んでいました。

2020年7月10日(金)

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本、もしくは600mのトラックコースでキャンターのメニューを消化しており、ゲート練習も並行しています。
　担当者は「馬に落ち着きがあり、以前見せていたような行きたがる素振りは影を潜めています。現状ではパワーが勝った印象で、もう少し素軽さがあればという気もしますが、きょうだいと比べても素質を感じる馬です」と話していました。
　なお、本馬は、今月中の入厩を予定しています。