2024年10月10日(木)
ウインマスカレードは、昨日は吉元調教助手を背に坂路をキャンターで1本からゲート練習、本日は国分恭騎手に乗り替わって同様のメニューを消化していました。
国分恭騎手は「今朝は坂路からゲート練習というメニューで初めて乗せていただきました。事前に馬の特徴を聞いていた通り、前重心でバランスが崩れ気味ですし、ちょこちょこと詰まった走りをする馬です。案の定、一度目のゲート練習では発馬後に前にノメってしまうようなところがありました。それを受けて二度目の練習では姿勢を起こすようにしてゲートを出しましたが、そうするとトモが苦しいようで推進力がひと息でした。練習を重ねてきたことで馬自身はゲートを出ることは覚えてくれていますが、ゲート試験を受験するにはまだ時間がかかりそうな印象です」と説明していました。
また、宮本調教師は「今朝からはジョッキーを乗せてゲート練習を行いましたが、馬が前重心のバランスで、前につんのめりそうになるところがあります。1、2歩目はキャンターで出られるようになっていますがその後の加速が鈍く、まだゲート試験を受けられる態勢ではありません。普段の坂路では普通キャンターでも最後は割とヘロヘロで余力がありませんし、しまい2ハロンを15〜15に伸ばす体力も現状ではありません。今後はプール調教も取り入れながら体力を強化し、なんとかゲート試験合格を目指していきたいと思います」と話していました。
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