2024年8月15日(木)
今週のデビューを予定していたウインリバイバルですが、先週末から左肘腫が確認され、痛がる様子も見せていました。それでも、歩様に大きく出るわけではなく、昨日は最終追い切りの予定でしたが、またしても痛みが出て気にする歩様にもなったため、追い切りは中止し、今週のデビューもやめることとなりました。
嘉藤調教師は「最終追い切りは自分が乗る予定で前運動を行っていたのですが、肘の腫れを気にしていました。気性的にも少し難しいところもある馬で、そこの痛みがあることで何度も頭を上げていました。追い切りができない状況ではなかったのですが、正直まだ完成度も低い馬で、普通に追い切りができても今週は勝ち負けまでは難しいところでした。それに加えて、こういう状況ですから、追い切りをして無理にレースに使っても何も得られるものはないと思います。苦しい状況で追い切り、競馬となれば、精神面が悪い方へ向かう危険性もありますしね。ここはデビューを見送らせてください。放牧して少し休ませれば肘腫も落ち着きますし、そうなればまたトレセンに戻してデビューへ向けてやっていきます。この放牧で馬が成長してくれればいいですね」と状況を説明していました。
なお、本日にはKSトレーニングセンターに放牧に出ています。
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