2025年8月28日(木) 

今週の出走を予定していたウインチェレステは、先週末から草野騎手が跨り、障害練習を行いましたが、右トモの疲れを指摘されています。
26日（火）も草野騎手騎乗で角馬場で障害練習を行ったところ、右トモがついてこないところがあり、走路での障害練習は中止となり、今週の出走は回避することが決まっています。
畠山吉調教師は「右トモは前走後にダメージはありましたが、治療をして徐々に回復してきました。しかし、ジョッキーが乗って障害を跳ばせたらまだ疲れは取れていないようでした。障害に加え、ゲートも練習しなくてはならず、余計にトモには疲れが来るようです。ひどく歩様が悪いというわけではありませんが、ジョッキーは『この状態で使ってもいい結果は得られないと思います』とのことでしたので、今週は回避させていただくことになりました」と説明していました。
昨日、本日と運動のみで様子が見られ、30日（土）にはコスモヴューファームへ向けて出発します。
同調教師は「しっかりと疲れを取るため、北海道へ戻すことが決まっています。それと、ジョッキーから『このタイミングで去勢をするのはどうですか？』との提案がありました。馬っけが強いわけではありませんが、このわがままな気性を少しでもコントロールできるようになるのに去勢というのもひとつの案です。去勢をすれば筋肉が硬くなってくるのを抑えられて、高齢まで走れる可能性もありますしね。障害馬としてまだまだ活躍の可能性はある馬ですし、休みを取るこのタイミングに手術するのも良い機会でしょう。北海道で去勢手術をしてもらいたいと思います」と今後の方針を伝えていました。

2025年8月21日(木) 

来週の新潟土曜1R障害オープン・芝3250mを草野騎手で予定しているウインチェレステは、19日（火）に石神深騎手が騎乗し、障害練習を行っていました。
畠山吉調教師は「草野騎手の手配で、石神深騎手が飛越練習をやってくれています。実は前回の新潟のスクーリングでは草野騎手が別の馬に乗って、チェレステには石神深騎手が乗ってくれていたんです。石神深騎手は『その時と比べて少しトモの踏ん張りが悪い』とのことでしたが、疲れは徐々に取れてきています。スクーリングだと競馬場で気も入っているので、余計にトレセンとの違いを感じるところはあるのかもしれません。普段の身のこなしは問題ありません」と説明していました。
昨日はキャンター調整を行い、本日はWコースにて軽めの追い切りがかけられました。単走で半マイルからペースを上げ、直線も馬なりのまま無理せずゴールしていました。時計は4F58秒2、ラスト1F13秒0でした。
畠山吉調教師は「軽く時計を出しましたが、騎乗者は『トモは気になりませんでした』とのことでしたし、疲れは取れてきていると思います。23日（土）からは草野騎手が調教を再開するとのことで早速チェレステに乗ってもらうことになりました」と話していました。

2025年8月14日(木) 

前走後は乗り出しを開始したウインチェレステは、昨日、本日とキャンター調整が行われていました。
畠山吉調教師は「乗り出したらさすがに少しトモがかったるいところがあり、前走の疲れも少し感じましたが、今週にはだいぶ回復していました。今日のキャンターでは気になるところはなく、いつもの動きでした。これなら来週の1週前追い切りからはまた時計も出していけそうですね。草野騎手から『チェレステのレースには復帰できます』と話がありましたので良かったです。来週の調教はまだ草野騎手が乗れないそうなので、こちらで調整をしっかりとやっておきます」と説明していました。
なお、次走は中3週で、8月30日、新潟土曜1R障害オープン・芝3250mを草野騎手とのコンビで予定しています。

2025年8月7日(木) 

先週の新潟では、積極的な競馬をしたものの、最後は手応えが怪しくなり、脚が鈍ってしまったウインチェレステ。レース後は運動のみで様子を見ていますが、脚元などに問題はありません。
なお、次走は中3週で、8月30日、新潟土曜1R障害オープン・芝3250mを予定しています。
畠山吉調教師は「急遽の乗り替わりでしたが、小野寺騎手も二度目で積極的に運んでくれました。最後は止まってしまいましたが、この経験が今後に生きてくると思います。暑い中、長距離を走った反動が心配でしたが、大きなダメージはありません。これなら在厩で次走へ向かえると思います」と話していました。