2025年9月9日(火) 

このたびウインキララ号(牝馬3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、笠松・笹野博司厩舎へ転籍の運びとなりましたので、お知らせいたします。　
キララは先週の札幌で出走し、直線で脚を伸ばしましたが、勝ち馬に寄られる不利もあり、またしても2着惜敗となってしまいました。今週で3歳未勝利戦は終了となりますが、近走の成績からも中央の1勝クラスで通用する可能性があると判断し、関係者で協議した結果、ファンドを解散しないまま地方競馬へ転籍して中央競馬への再登録を目指すことを決定しました。地方競馬で3歳時は2勝、4歳以降は3勝することが再登録の条件です。
キララは、本日には北海道のコスモヴューファームに放牧に出ており、近日中に中央競馬の登録を抹消します。ここからは時間をかけて連戦の疲れをしっかりと取る予定で、笠松・笹野厩舎への入厩はだいぶ先になる予定です。
急な決定ではございますが、会員の皆様には何卒ご理解いただきますようお願いすると同時に、引き続きキララにご声援くださいますようお願い申しあげます。
出資会員の皆様には、地方転籍のお知らせを書面にてお送りいたしますので、あわせてご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。

2025年9月4日(木) 

今週の出走を予定しているウインキララは、昨日札幌ダートコースにて最終追い切りがかけられました。丹内騎手が騎乗し、単走で前半はかなりゆっくり入り、半マイルからペースを上げると、最後まで無理せずゴールしていました。時計は4F53秒8、ラスト1F12秒3でした。
鹿戸調教師は「続けて使ってきて中1週でもあるので、もう強い調教は必要ありません。追い切りに乗ったジョッキーの感触も悪くなかったですし、デキ落ちはなさそうです。前走後に減った馬体重も2日（火）には448キロまで戻っています。あとは当日までにもう少し増えてくれればと思います。前回で2000mもこなせることが分かりましたし、今回も溜める競馬でしまいを生かします。レース内容は安定してきましたし、あとは最後のもうひと押しだけです。本当のラストチャンスになるので、不利なく力を出し切って、ここで決めたいと思っています」と力強く締めくくってくれました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の札幌土曜4R芝2000mに丹内騎手で出走が確定しています。

2025年8月28日(木) 

先週の札幌では、控える競馬からラストまで脚を使って2着と、2000mでも好走できたウインキララ。レース後は函館競馬場に戻っていますが、函館の滞在馬房の閉鎖に伴い、昨日札幌競馬場に戻っています。本日は角馬場での調整を行っていました。
鹿戸調教師は「連闘も視野にありましたが、前走後は少し体も減りましたし、馬房の都合で一旦函館に戻して再度札幌への輸送もありました。若干疲れもありましたし、万全で向かうなら来週の競馬と判断しました。蹄は悪化はありませんし、来週はなんとか決めたいですね」と説明していました。
なお、次走は、来週の札幌土曜4R芝2000mを丹内騎手とのコンビで予定しています。

2025年8月21日(木) 

蹄のトラブルで先週の出走を回避したウインキララですが、蹄鉄を替えてからは歩様に問題はなく、17日（日）には函館Wコースにて5F72秒2、ラスト1F12秒8というタイムをマークしています。
昨日も函館Wコースにて追い切りがかけられました。古馬3勝クラスのルカランフィーストを追走し、5Fからペースが上がります。コーナーではインから相手に迫ると、直線では共に馬なりのまま併入ゴールとなっていました。時計は5F69秒2、ラスト1F12秒5でした。
鹿戸調教師は「その後は歩様が悪くなることもなく順調です。追い切りも週末、今週と2本やることができましたし、動きはむしろ良くなっているほどで、馬体重も454キロとさらに増えています。挫跖で使いたいレースに使えなくなりましたが、ここまでかなり使い詰めできていましたし、間隔を取れたのは状態的にはむしろ良かったのかもしれません」と説明していました。
続けて、「あとは2000mがどうかというところでしょう。権利は今週までで、今週は1500m、1800mの番組がないのは痛かったですね。1200mと2000mなら2000mという選択になりました。これまでの競馬を見ても2000mは長い印象はぬぐえませんが、溜める競馬ならなんとか持ってくれると信じています。未勝利は勝てる力はあるので、うまく展開が向いてほしいですね」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の札幌土曜3R芝2000mに丹内騎手で出走が確定しています。