2025年7月24日(木) 

千葉県・成田市の和田牧場にて調整中。トラックコースにてキャンター2000m、または障害練習を消化しています。
担当者は「馬体チェックをしましたが、背骨付近に痛みがあるのと右肩の出が悪くなっていました。ただ、疲れというよりは年齢的なもので積み重ねてきたものではありそうです。治療は行いますが、休ませないといけないほどのものではありません。今は馬場で乗り出し、障害練習は大木を跨がせることから始めています。大木だけでも最初は躊躇して跨がなかったりという馬もいますが、この馬はスムーズでした。最終的にはうちでは高さ50センチのクロスの障害まで跳ばせます」と話していました。

2025年7月17日(木) 

障害練習を始めることが決まったウインシュクランは、昨日に美浦トレセンに帰厩し、本日には千葉県の和田牧場に放牧に出ています。
鹿戸調教師は「先週のレースは自分の形ではなかったのに、最後まで頑張ってくれました。まだ平地でもオープン特別ならやれるでしょうし、馬は元気一杯で若いですよ。障害へ転向とのことで、ウチの厩舎で最後まで見ることができず申し訳ございませんが、新天地でのシュクランの活躍を応援しています」と話していました。

2025年7月16日(水) 

このたびウインシュクラン号（セン馬７歳、美浦・鹿戸雄一厩舎）が美浦・和田正一郎厩舎へ転厩の運びとなりましたので、お知らせいたします。
シュクランは、先週の函館「巴賞」では、逃げの形は取れなかったものの、番手から運び、最後まで粘りを見せて掲示板を確保しました。7歳になりましたが、まだ大きな力の衰えは感じません。しかし、次走について検討したところ、小回りの中距離のオープン特別はしばらくレースが組まれていません。重賞では荷が重く、直線が長くキレ勝負になる競馬場ではパフォーマンスを落とします。また3勝クラスの勝利から1年が過ぎていることから、賞金面で除外の可能性があり、レース選択が難しいところです。
そこで協議の結果、このタイミングで障害練習を始めることを決めました。このチャレンジにあたっては、オジュウチョウサンで障害馬育成の実績がある美浦・和田正一郎厩舎が適任と考え、転厩させることとなりました。
シュクランは、本日函館競馬場から美浦トレセンに帰厩しており、明日には千葉県の和田牧場に放牧に出て、早速障害練習の基礎から始める予定です。
なお、転厩日については、和田正一郎厩舎の登録枠が空いたタイミングでの転厩となる予定です。
急な決定ではございますが、会員の皆様には何卒ご理解いただきますようお願いすると同時に、引き続きシュクランにご声援いただきますよう、お願い申しあげます。
出資会員の皆様には、転厩のお知らせを書面にてお送りいたしますので、あわせてご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。

2025年7月10日(木) 

今週の出走を予定しているウインシュクランは、昨日函館Wコースにて最終追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Ｆからスタートします。道中もゆっくりとしたペースで進み、直線も馬なりのままゴール板を駆け抜けていました。時計は5F71秒0、ラスト1F13秒2でした。
鹿戸調教師は「先週しっかりと追っているので今週は無理しない形にとどめたそうです。先週しっかりとやってから右トモに疲れが出て治療をしましたが、競馬には問題ないとのことです。入厩当初はいつもと違った環境でテンションが高かったですが、日に日に環境にも慣れて落ち着きがでてきました。気もいいタイプで仕上がりは早いですし、力は出せる状態だと思います」と状態を伝えていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の函館日曜11R「巴賞」芝1800mに松岡騎手で出走が確定しています。
同調教師は「函館記念からの参戦がなく、頭数が落ち着いたのは良かったですね。重賞だと荷が重いですが、オープン特別、小回りという条件ならまだやれると思っています。あとは展開がカギになるでしょう。前走で何が何でもハナを切ると言っていたケイアイセナが今回もいますし、その馬との兼ね合いだと思います。こちらもハナを切らないと持ち味が生きませんが、かといって2頭でオーバーペースでいけば最後は止まってしまうでしょう。枠順や馬場状態を見てから、当日ジョッキーと打ち合わします」と話していました。