2025年5月8日(木)  

「安田記念」へ向けてジワッとペースを上げてきているウインマーベルは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。本間調教助手が騎乗し、単走で5Fからゆっくりと進みます。道中も抑えながらペースを上げず、直線も馬なりのまま無理せずゴールしていました。時計は5F74秒2、ラスト1F13秒8でした。
本間助手は「いつも牧場から戻ると緩さはあり、今回も戻ってきてから緩さがあります。ただ、ひとつ気になるのはトモが開いて走ってしまい、バランスよく走れません。気持ちだけは入っているので、気持ちと体がマッチしてこないのが現状です。これまでの放牧明けの緩さの場合、ここまでトモが開くことはありませんでした。こういう状況で速いタイムを出すと反動もありますから、先週、今週と軽めの追い切りにしています。普段は距離を乗って緩さを解消させるようにしています。それでも、海外帰りで緩むのは想定内ですし、それを見越して早めにトレセンに戻させていただいていますからね。ここから状態を上げていければと思っています」と細かく説明してくれました。
本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、6月8日、東京日曜11R「安田記念・GI」芝1600mを松山騎手で予定しています。

2025年5月1日(木) 

海外遠征後も牧場で順調に調整が進んでいたウインマーベルが、29日（火）に美浦・深山厩舎に入厩しています。
昨日、本日とキャンター調整を行っていました。
本間調教助手は「やはり一度楽をさせた分、まだ緩みはあります。キャンターではハミに頼って伸びるところがありますので、今週は無理に速いタイムは出さずに体を起こしながらバランス重視で乗っています。それでも、レースまではまだかなり時間はありますし、肉体面で気になるところはなく、むしろ状態は良さそうです。ここから緩みを取りながら、ペースを上げていきます」と感触を伝えてくれました。
なお、次走は、6月8日、東京日曜11R「安田記念・GI」芝1600mを松山騎手とのコンビで予定しています。

2025年4月25日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。周回コースにてキャンター3000m〜4000mを消化しています。
担当者は「先週末は少しペースを上げて負荷を強めました。その分、今週はトモに疲れが出たかなという感じだったので、調教のペースは軽めにしています。一度負荷を強めて、その後治療をして送り出すというのは予定通りのプランです。こちらではそんなに攻め込んでいませんが、レースまではまだ時間もたっぷりあるので問題はありません。楽をさせている分もありますが、馬体重が501キロまで増えたのはいい傾向だと思います。明日治療、馬体のケアを行い、来週トレセンに戻ります」と話していました。
なお、本馬は来週にトレセンに入厩の予定です。

2025年4月18日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。周回コースにてキャンター3000m〜4000mを消化しています。
担当者は「以前はテンションが高く、気合乗りがすごい時もありましたが、マイル仕様になってきているのか、だいぶ落ち着いて走れるようになっています。ペースアップもスムーズですし、しっかりとトモも踏み込めていて動きはいいですね。毛ヅヤもいいですし、状態は良さそうです。あとは馬体重が492キロでなかなか増えない点だけが気になります。それでも、カイバもしっかりと食べて見た目には細くはありませんし、競馬の時よりはプラスですからね。ただ、トレセンでビシッとやった時に減る可能性があるので、入厩までにできればもう少し増やしておきたいところです」と話していました。