2025年9月11日(木) 

デビュー戦が決まったウインブリザードは、昨日Wコースにて2週前追い切りがかけられました。3歳未勝利テンミラージュを追走して2番手でスタートし、後ろからは2歳新馬キョンチャンが追いかけてきます。コーナーでは先行から順番に外を回り、直線では3頭併せの真ん中に入ると、最後まで馬なりのままで、テンミラージュには半馬身遅れましたが、追われるキョンチャンには1馬身半の先着となっていました。時計は5F68秒4、ラスト1F11秒7でした。
深山調教師は「先週よりも時計を詰めて、3頭併せで負荷を掛けましたが、動きは悪くなかったですね。鞍上は『まだトモの踏ん張りが甘いです』と言っていましたが、ゴールドシップ産駒で現状緩さがあり、これはすぐには変わってこないでしょう。完成されるのはまだまだ先だと思いますが、まずは競馬を使っての上積みに期待します。それでも、水準には動けていますし、現時点でもはずかしい競馬にはならないはずですよ。精神面でも休み明けの火曜日はうるさいところはありますが、普段はだいぶ慣れてきたのかそこまで危ない場面はなくなってきました。このまま環境に慣れてきてくれればいいですね。来週からは石神道騎手に乗ってコンタクトを取ってもらう予定です」と伝えていました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、デビュー戦は、9月28日、中山日曜5R芝2000mを3キロ減の石神道騎手で予定しています。

2025年9月4日(木) 

先週29日（金）にトレセンに戻ってきたウインブリザードは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。本間調教助手が騎乗し、2歳未勝利ユイノナナフシギを追走します。道中も2頭でゆっくりと進み、直線も並走で無理せずゴールしていました。時計は5F71秒5、ラスト1F12秒7でした。
本間調教助手は「速いところへいけばまだマシですが、普段は相変わらずです。かぶって人を落とそうとしたり、逆に飛び上がってみたり、さらには馬がいるいないに関係なく、暴走してハミが効かなくなるような場面もありました。初日が一番ひどく、そこから少しずつ慣れてはきましたが、今後も常に気を付けていないといけません。ただ、放牧したことで緩さが少し抜けてきましたし、中身や動きは悪くありません」と説明していました。
また、深山調教師は「相変わらず危ないところがありますが、今後も気を付けて乗っていきます。レースを使うとさらにピリピリしそうな雰囲気はありますし、まずはレースを一度経験して場合によってはその後は短期で放牧してもいいのかなと思います。中山のうちには使えそうですし、中山の最終週を目指していきます」とデビューを決めていました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、デビュー戦は、9月28日、中山日曜5R芝2000mを3キロ減の石神道騎手とのコンビで予定しています。

2025年8月29日(金) 

本日、茨城県・美浦のKSトレーニングセンターを退厩、美浦・深山厩舎に入厩しています。
牧場の担当者は「この中間熱発がありましたが、補液で治療し、すぐに平熱に戻っています。さらにはその後馬房でカイバ桶にひっかけたのか左前球節に傷腫れが確認されました。ただ、歩様は問題なかったですし、傷腫れだけでしたので、すぐに治まり、腫れも今はもう落ち着いています。昨日からは馬場で乗り出し、今朝トレセンに入厩しています。入厩前に少し楽をさせることになりましたが、それまでは普通に乗れていましたし、中身や息は悪くありませんでした。気性面で難しいところがありますが、まだ精神面が若くて分かっていないだけで、根本的に悪い性格の馬ではないと思います。まだ緩さもありますが、経験を積んでいろいろな面で良くなってくると思います」と話していました。

2025年8月22日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。周回コースにてキャンター2000m〜3000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「乗り込みを進めることでだいぶフォームが改善されてきました。最初はトモが踏み込めていなかったのですが、今はトモからの推進力が少しずつ出てきました。まだ緩さはあり、本当に良くなるのは先だと思いますし、ここからもっと力を付けてくるタイプだと思います。精神面に関しては、前に馬を置いておけば止まったりすることなく普通に走っています。気を付けながら進めていきます。馬体重は496キロです」と話していました。