2025年5月30日(金)  

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。パドック放牧を消化しています。
担当者は「馬体のケアを続けながら様子を見ています。こちらへ来た時は首を使うような歩きでしたが、今はそこまでの歩様ではありません。まだ若干ぎこちなさはあるものの少しずつ良化している印象です。今後の状態次第ではウォーキングマシンの運動を開始することも検討しています」と話していました。

2025年5月23日(金) 

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。パドック放牧を消化しています。
担当者は「こちらへ移動後も歩様を確認しましたが、トレセンの時と同様に速歩を踏ませると跛行が確認できます。おそらく左肩に痛みがありそうですが、はっきりとした原因は分からない現状です。現在は運動制限をしながら左肩のケアを続けていますが、こちらへ来た当初と比べると若干歩様は良化した印象もあります。今後も慎重に様子を見守っていきます」と話していました。

2025年5月15日(木) 

デビューに向けて順調に調整を続けていたウインハルフォードですが、先週末11日（日）に左前脚の跛行が認められました。
その後は原因を探るべく、二度のレントゲン検査を行うも骨に異常はなく、昨日には疑わしい箇所の左肩周囲に消炎剤を投与しましたが跛行は改善しませんでした。
本日には左肩の筋肉、蹄、球節、管、腕節と順を追って診断麻酔による検査を行いましたが、依然として跛行は改善されないままで原因の特定に至っていません。
今の状態でこのままデビューまで進めていくことは難しいため、今後は休養を挟むことが決まっています。明日には北海道のコスモヴューファームに向けてトレセンを出発する予定です。
西園翔調教師は「今日までレントゲン、診断麻酔による検査を続けてきましたが、速歩を踏ませると跛行を伴うのは相変わらずで、まだはっきりとした原因が分からない状況です。触診による所見も確認できず、『麻酔が効きにくい肩の深い箇所に原因が隠れている可能性がある』とは獣医師の見解です。今後についてはまずはしっかりと休ませて跛行の改善を待ちたいと思います。デビューまで順調に進められず申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。

2025年5月8日(木) 

先週2日（金）にゲート試験を一発でパスしたウインハルフォードは、その後も在厩のまま調整を続けています。
昨日は坂路をキャンターで1本からゲート練習をこなし、本日は坂路で初追い切りがかけられました。コスモサンビタリア（3歳未勝利）との併せ馬で前半はゆっくりとしたペースで進み、後半は両馬とも馬なりのまま軽く脚を伸ばして併入でフィニッシュしています。時計は4F57秒3、ラスト1F12秒7でした。
西園翔調教師は「他馬と馬体を併せる形でも挙動に問題はなく、真っすぐ走れていましたし、見た目にフットワークも軽く、スピードもありそうな印象を受けました。騎乗者は『あまり手応えがなかった』と話していましたが、初めての追い切りということもあり、馬自身、多少の戸惑いもあったのだと思います。また、先週2日（金）のゲート試験では1回目の発馬は水準の飛び出しでしたが、2回目はしっかりと反応し、合格を勝ち取ってくれました。昨日もゲートの発馬練習を行ったのですが、ゲート試験時よりもさらに飛び出しの反応が良く、発馬はかなり速い馬だと思います。ゲートのセンスも含めて持っているモノは良さそうですし、デビューに向けて来週からは徐々に負荷を強めていきます」と順調を語っていました。
なお、デビュー戦は、6月8日、阪神日曜5R芝1400mを田口騎手とのコンビで予定しています。