2025年5月30日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。周回コースにてキャンター3000m〜4000m、坂路をキャンターに1本消化しています。
担当者は「先週末からペースを上げてみて左前の歩様に問題はありませんでしたので、今週からは坂路も交えてさらにペースを上げています。ペースアップ後も反動はありませんし、もう左前は大丈夫だと思います。まだ追い切りは行っていませんが、バネのある身のこなしで背中の良さからも能力を感じます。カイバはしっかりと食べてくれていますし、ペースを上げながらも馬体重は先週から大きく増えて、457キロです。ただ、この数字でもまだ細く見えるほどでもう少し馬体の張りも出てきて欲しいところですね。昨日には深山調教師が状態を確認していますし、『来月には厩舎に戻す』とのことでしたから、しっかりと調整していきます」と話していました。

2025年5月23日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。周回コースにてキャンター2000m〜3000mを消化しています。
担当者は「今週からは角馬場で軽く乗り始め、左前の歩様を確認しましたが、以前より良化していました。治療の効果があったのかもしれません。数日乗って悪化もないので、今日はコースに出してキャンターも乗りました。キャンターに行っても違和感はなかったですし、おそらくもう大丈夫そうです。ただ、それよりも馬体の細さが気になりますね。カイバは食べてくれているのですが、馬体重436キロで見た目にも細く映ります。毛ヅヤもひと息ですし、食べたものが身にならない現状からも、体調がまだ良くなってきていないのかもしれませんね」と話していました。

2025年5月16日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「左の脇は反応もなくなってきて一度試し乗りをしたのですが、ダクで左前の歩様の悪さが確認されました。左の脇は良くなってきているのでしょうが、他のどこかにダメージは残っているのかもしれません。キャンターへいくとそこまで気にならないので、ひどいものではありませんが、この状態で進めてもまたぶり返す可能性はあります。昨日獣医師に診てもらい、左の肩、脚元に治療を行いました。この後は3日間舎飼で休ませて、来週からまた乗ってみます。そこでダクの歩様がどうなってるかですね。カイバは食べているのですが、体は細く映りますし、馬体の張りも物足りません。毛ヅヤもひと息で体調はあまりいいとは言えないですね」と話していました。

2025年5月8日(木) 

前走後は歩様の悪化が確認されたウインベアトリスは、週末に試し乗りを行ったところ、歩様の悪さが確認されたため、一度放牧に出すことが決まっています。6日（火）にはKSトレーニングセンターに放牧に出ています。
深山調教師は「常歩での歩様は回復したのですが、乗ってみたらまだ左前が気になる歩様でした。左脇の筋肉痛は触診でも反応がありますし、まだ回復していないようです。牧場で治療してもらい、まずは痛みを取ってからまた乗っていきたいと思っています。順調にいかずすみませんでした」と話していました。