2008年10月1日(水) 

　先週の競馬で脚元への指摘を受けてしまったウインバーディクト。月曜日にトレセンの診療所でエコー検査を行ったところ、心配された通り、両前脚の屈腱に損傷が認められました。特に左前脚の屈腱炎は重傷で、全治1年という厳しい診断を受けています。河内調教師からは「1年完全に休ませたとしても、復帰に向けて乗り込んでいくうちに再発する可能性は高いと思われます。残念ですが、いまのうちに乗馬の道に進ませてあげたいと思います」と、苦渋の申し出があったことで、当クラブ片山と協議したところ、河内調教師の方針に沿うことで決断いたしました。バーディクトは、明日2日に中央競馬登録の抹消手続きを行う予定で、今後については河内調教師が懇意にしている、兵庫県にあるトゥインクル乗馬クラブに引き取ってもらう方向で話が進んでいます。
　なお、バーディクトの引退通知書はJRAからの見舞金が確定する約1ヵ月後にお送りさせていただきます。会員の皆様には、レース中のアクシデントとはいえ、志半ばで突然競走生活にピリオドを打つことになってしまったことをお詫びするとともに、ここまで永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2008年9月25日(木) 

　現在、栗東：河内洋厩舎在厩。9/27（土）阪神8R　3歳以上500万下（芝：1800ｍ）に出走が確定しました。

≪9月24日水曜日更新≫
　今週の阪神土曜8R芝1800mを予定しているウインバーディクトは、持ち乗りの前原調教助手が騎乗して、坂路で最終追い切りがかけられました。とはいえ、「先週の時点でかなりいい仕上がりになっている」という河内調教師の見解もあり、今朝は楽走に近い馬なりの内容。「息を整えるだけでいいと思います」と、前原助手も納得です。さて、まだ決まっていなかった今週の鞍上ですが、河内調教師は武豊騎手を手配。どうやら勝負をかけてきた雰囲気です。

≪9月25日木曜日更新≫
　追い切り明けのウインバーディクトですから、今朝は前原調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。前原助手は「脚元もここまで無事できましたし、先生（河内調教師）が武豊騎手に依頼してくれたことでもわかるように、ここは勝負という意気込みを示してくれていますからね。頑張ります」と、こぶしを握り締めていました。

2008年9月18日(木) 

　現在、栗東：河内洋厩舎在厩。

≪9月17日水曜日更新≫
　ウインバーディクトは、前原調教助手の騎乗で角馬場から坂路を楽走で1本。「状態は日に日に上がっています」と前原助手ですが、「この好調さは脚元への負担と裏返しですから」と、うれしいような怖いようなという表情でした。追い切りは明日行なう予定だそうです。

≪9月18日木曜日更新≫
　ウインバーディクトは、持ち乗りの前原調教助手が騎乗して坂路を単走で追い切りがかけられました。4F55秒7と全体時計は軽めですが、ラスト2F25秒8〜13秒0とシッカリとした時計になっています。これには河内調教師も、「本当に調子は良さそうだな」とニンマリでした。来週の阪神土曜8R芝1800mに出走させる方針は早くから言明していますが、ジョッキーは相変わらず「まだ」という返事。なにか考えていそうです。

2008年9月11日(木) 

　現在、栗東：河内洋厩舎在厩。

≪9月10日水曜日更新≫
　ウインバーディクトは、前原調教助手が騎乗して坂路で単走追い切りがかけられています。テンの1Fだけはゆっくり入りましたが、そのあとはスムーズに加速。馬なりで14秒6→13秒3→13秒0と3つ並べていれば上々です。「予定は3週目（9月27日、阪神土曜8R芝1800m）と聞いたので、仕上げはゆっくりマイペースでやらせてもらっています。心配なことは今のところありませんね」と、前原助手が報告。最近では一番順調に来ているそうです。

≪9月11日木曜日更新≫
　追い切り明けのウインバーディクトですから、今朝はもちろん運動のみ。前原調教助手に引かれて、時間をかけて厩舎周りを回っていました。「具合いいね。脚元は完全に固まったかもしれない」と、河内調教師もうなずいていました。