2011年10月20日(木) 

　先週の京都「京都オータムプレミアム」で戦列に復帰したウインプレミアムでしたが、レース後トレセンへ戻ってから鼻出血が確認されました。
　「長年に渡っての蓄積した疲労により肉体的に限界に近づいているんだと思います。7歳という年齢的なことを考慮すると、鼻出血という症状では現役続行は厳しいと言わざるをえません」という報告が大久保龍調教師から入りました。これを受けて、当クラブで協議しましたところ、残念ですが現役引退の決断をいたしました。
　さて、プレミアムの今後についてですが、「惚れ惚れしてしまうほど真っ白でキレイな馬体のプレミアムですから、誘導馬としての引き取り先がないか聞いてみたいと思います」という大久保龍調教師からの申し出があり、こちらを最優先に引き取り先を模索したところ、中京競馬場より誘導馬としての引き取りオファーが入りました。これにより、明日21日、中央競馬の登録抹消手続きを行い、中京競馬場へ向かうことになりました。なお、詳細につきましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします引退通知書にてお伝えいたします。
　長きに渡る活躍で当クラブを支えてくれた個性派のプレミアムですが、残念ながら現役を退くこととなりました。出資会員の皆様には、これまでプレミアムに温かいご声援をお送りいただいたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2011年10月13日(木) 

　現在、栗東：大久保龍志厩舎在厩。10/16（日）京都12R　京都オータムプレミアム（3歳以上1600万下／ダート：1400m）に出走が確定しました。

≪10月13日木曜日更新≫
　今週の京都日曜12R「京都オータムプレミアム」ダート1400mに北村宏騎手とのコンビで出走予定のウインプレミアムは、昨日12日（水）は角馬場からニューポリトラックコースを1周。そして本日13日（木）には、坂路コースを併せ馬で最終追い切りがかけられています。内に古馬1000万下ダノンエクスプレス、外にプレミアムの位置取りで、プレミアムが4馬身ほど先行する形で進み、ラスト2Fからは追いかけるダノンに胸を貸すように強めの手応えで上がり、1馬身先着を決めています。大久保龍調教師は「欲を言えばもう1本欲しい体つきですが、出走態勢はできたと思います。歩様の硬さは相変わらずですが、これはいつものことなので大丈夫。ここを叩いての上積みに期待したいと思います」と、秋初戦の見解を語っていました

2011年10月6日(木) 

　9/29（木）に北海道・新冠のコスモヴューファームを退厩、札幌競馬場を経由して、10/1（土）に栗東：大久保龍志厩舎へ帰厩しました。

≪10月6日木曜日更新≫
　札幌競馬場の検疫を経由して、先週末に栗東トレセン・大久保龍厩舎に帰厩したウインプレミアムは、昨日5日（水）に坂路を併せ馬で追い切りがかけられています。古馬500万下ダノンプリマドンナに対して1馬身の先行でスタートしたプレミアムでしたが、互いに一杯に追われたラストは、反応よく脚を伸ばしたダノンにスッとかわされて2馬身半の遅れでフィニッシュとなりました。この内容を「帰厩後初めての追い切りで、まだ息が少し重たかったようです」と説明する大久保龍調教師は、「この追い切りで息遣いもできてくるでしょう。来週には仕上がる算段を立てています」と語り、来週の京都日曜12R「京都オータムプレミアム」ダート1400mを復帰戦の第一候補に仕上げを進めていく方針を明らかにしていました。鞍上には北村宏騎手を予定しているそうです。なお、追い切り明けの本日6日（木）は厩舎周りの運動で調整が行われていました。

2011年9月29日(木) 

　9/29（木）に北海道・新冠のコスモヴューファームを退厩、札幌競馬場へ入厩しました。

≪9月29日木曜日更新≫
　北海道新冠のコスモヴューファームに放牧に出ていたウインプレミアムは、栗東トレセンの検疫が大混雑している状況を受けて、本日29日（木）に札幌競馬場にある大久保龍厩舎の出張馬房へ入厩しました。この後は、移動の段取りが整い次第で、栗東トレセンへ向けて出発する予定で、早ければ明日にでも移動となる見込みです。「牧場でしっかり乗り込まれて、だいぶ仕上がってきているようですので帰厩させました。復帰戦に向けて調教を課していきます」と、大久保龍調教師が話していました。具体的な出走プランについては状態を見ながら判断していく方針が立てられています。