2025年8月21日(木)  

前走後は放牧に出ていたウイングレイテストが、昨日の検疫で美浦・畠山吉厩舎に入厩しています。本日は坂路を2本乗られ、2本目はしまいを15〜15に伸ばしていました。
畠山吉調教師は「函館スプリントSの後は硬さが出て反動がありましたが、今回はそういうことはありませんでした。牧場でもすぐに乗ってもらっていましたし、馬体重も515キロと今回は減り過ぎず、いい数字です。次走へ向けてまた進めていきます」と話していました。
なお、次走は、9月7日、阪神日曜11R「セントウルS・GII」芝1200mを松岡騎手で予定しています。

2025年8月15日(金) 

茨城県・美浦のスピリットファームにて調整中。ダートコースにてキャンター2000m〜3000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「馬体チェックをしましたが、特に目立った疲れはなく、すぐに乗り出しています。動きもいつもと変わりないですし、カイバもしっかりと食べてくれています。馬体重も514キロまで増えていますし、来週の入厩時には520キロくらいまで増やせればと思っています。以前はおとなしい中にも馬っ気を出したりという時もありましたが、年齢的なものから、最近はそれもなくなり、悪さも一切しませんね。入厩前にサラッと1本追い切りをやるつもりです」と話していました。
なお、本馬は来週にトレセンに入厩の予定です。

2025年8月7日(木) 

先週の新潟「アイビスサマーダッシュ」では、好スタートから先行集団を見る形で外へ進路を取り、最後も脚を伸ばして低評価を覆し、3着と好走したウイングレイテスト。レース後は脚元などに問題はなく、明日にはスピリットファームに放牧に出ます。
なお、次走は、9月7日、阪神日曜11R「セントウルS・GII」芝1200mを松岡騎手とのコンビで予定しています。
畠山吉調教師は「前回はレース後かなり硬さがあったのですが、今回は少し跨ってみてそういうことがありません。やっぱり状態の良くなかった『函館スプリントS』は反動も大きかったですが、今回反動がなかったのは状態が上がっていたからでしょう。レース後もカイバをしっかりと食べてくれていますし、暑さが堪えている感じもありません。次走は、GIIになりメンバー強化となりますが、阪神の開幕週の馬場はいいと思います。前走を見てもまだ衰えはないですし、次走はさらに状態を上げられるよう、うまく調整していきます」と話していました。

2025年7月31日(木) 

今週の出走を予定しているウイングレイテストは、昨日Ｗコースで最終追い切りがかけられました。遠藤騎手が騎乗し、3歳未勝利マイネルラファールを追走します。コーナーではインから相手に迫り、直線ではまだ後ろにいましたが、そこから馬なりで追われる相手を楽に交わして、2馬身の先着を決めていました。時計は5F68秒2、ラスト1F12秒1でした。
畠山吉調教師は「松岡騎手が函館の追い切りがあって今週はどうしても乗れないことから、遠藤騎手に細かく指示を出してくれて、今週は遠藤騎手が追い切りに乗ってくれました。この暑さの中、輸送もあるので、無理をしない形でいい追い切りだったと思います。前回はなかなか調子が上がらず、いい状態で使うことができませんでしたが、今回は身のこなしが良く、間違いなく前回よりデキはいいと思います。年齢的なものは感じなくはないですが、動き自体はいい時と変わりはなく、力が大きく衰えたということはありません。馬体重も追い切り後で504キロと増えてきていますし、カイバもしっかりと食べています。夏場も苦にしないタイプですし、昨年と同じような状態で出走させられると思っています」と状態を説明していました。
続けて、「昨年は59キロを背負って2着でしたし、1000mの適性もあると思います。メンバーを見渡しても混戦と言えると思いますし、グレイテストにも十分チャンスはあるはずです。あとは枠が大きく左右してくるレースなので、なるべく外目の枠が当たってほしいですね。ここでの重賞勝利を期待しています」と締めくくっていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟日曜7R「アイビスサマーダッシュ・GIII」芝直1000mに松岡騎手で出走が確定しています。