2025年8月15日(金) 

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を消化しています。
担当者は「こちらへ移動後、改めて右前脚の患部のレントゲン検査を行いました。札幌競馬場での検査と同様に右前脚の球節には小さな骨片が確認できましたが、周囲に骨膜やクリーニング手術を必要とする傷んだ箇所は見つかりませんでした。現状、痛みはまったくなく、『将来的にもこの骨片が悪さをする可能性は高くない』との獣医の診断もあり、手術はせず、このまま休ませることになりました」と話していました。

2025年8月5日(火) 

先週の札幌で念願の初勝利を挙げたウインイザナミは、本日コスモヴューファームに放牧に出ています。
放牧診断の際、念のため脚元のレントゲンを撮ったところ、右前球節に小さな骨片が確認されています。しかし、患部は腫れも熱もなく、歩様にも出ていません。
上原博調教師は「見た目には何も異常はなかったですが、レントゲンでは小さな骨片が確認できています。今回発症したものではなく、だいぶ前に剥がれた骨片とのことです。現状も何も問題が出ていないことから見舞金の対象にはなりませんでした。これまでも腫れたりはしていませんが、いつ悪くなってもおかしくはなかったですし、そんな状況でずっと頑張ってくれていたことになります。改めて、今回勝つことができて良かったです。この後はゆっくりと休んでほしいと思います」と症状を説明していました。
なお、今後については、コスモヴューファームへ移動後の状態を確認して、再度獣医師と話し合いを持ち、骨片の除去手術をするのか、そのまま保存療法でいくのかを判断します。

2025年7月31日(木) 

今週の出走を予定しているウインイザナミは、昨日札幌ダートコースで最終追い切りがかけられました。古馬3勝クラスのラフエイジアンを先導し、5Ｆからペースが上がります。コーナーでは外を回って相手を迎え入れると、直線は最後まで馬なりで格上相手に互角の動きを見せていました。時計は5F66秒2、ラスト1F12秒2でした。
上原博調教師は「今週も速いタイムを馬なりで出せていましたし、動きは良かったですね。先週は予定していたレースを除外になってしまいましたが、調子の変動もなく、いい状態をキープできています。馬体重も今週で502キロまで増えてきましたし、体が戻ったことを考えればむしろ除外はプラスだったと思います。今の札幌なら馬場もいいでしょうし、前回のようなことはありません。今度こそ決めたいと思っています」と力強く話してくれました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の札幌日曜6R芝1500mに丹内騎手で出走が確定しています。

2025年7月24日(木) 

今週の出走を予定しているウインイザナミは、昨日、札幌ダートコースにて最終追い切りがかけられました。3歳未勝利オンクラウドナインを追走し、後ろから2歳新馬ユイノカタリベが追いかけてきます。直線ではユイノカタリベが脱落し、オンクラウドナインとの併せ馬になりましたが、最後まで手応え優勢で併入フィニッシュとなっていました。時計は5F66秒9、ラスト1F12秒4でした。
上原博調教師は「先週は同じ5F66秒台でも最後は手が動いていましたが、今週は最後まで楽だったそうです。1本追ったことで動きが良くなりましたし、力を出せる仕上がりだと思います。馬体重は490キロと前走より少し減っていますが、細くは映りませんし、一連のデキをキープできていますね」と状態を伝えていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の札幌土曜4R芝1500m牝馬限定戦に丹内騎手で投票を行いましたが、節が足りず、除外となっています。
これにより、次走は、来週の札幌日曜6R芝1500mに丹内騎手でスライドします。