2025年8月14日(木) 

再来週のデビューを予定しているウインベルチェーロは、昨日には札幌競馬場に無事に到着し、本日は角馬場で乗り運動を行っていました。明日15日（金）は軽めの追い切りとゲート練習を行う予定です。
手塚調教師は「現地からは無事に到着したと連絡が入っています。体は細く見えないのですが、やっぱり馬体重がなかなか増えず、出発時が456キロで到着して450キロでした。それでも、カイバは徐々に食べられるようになっていますし、ここからはもう輸送もないので、460キロくらいで競馬に使えるのではないかと思っています。明日はゲートから出す練習をして、来週の最終追い切りは芝コースで横山武騎手に乗ってもらう予定でいます」と説明していました。
なお、デビュー戦は、来週の札幌日曜5R芝2000mを横山武騎手で予定しています。

2025年8月7日(木) 

札幌でのデビューが決まったウインベルチェーロは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。津村騎手が騎乗し、2歳オープンのリアライズシリウスを追走します。コーナーではインから迫り、直線での併せ馬になりましたが、馬なりの相手に対し、ベルチェーロは最後は強めに追われて併入フィニッシュとなっていました。時計は5F68秒5、ラスト1F11秒5でした。
手塚調教師は「併せた相手は新馬を楽勝した馬で稽古も動きます。手応えで劣るのは想定内ですし、その馬を追い掛けてしっかりと併入にまとめた内容は悪くなかったと思います。まだ完成度としては低いですが、それでも水準以上の動きは見せていますし、ここでレースを使っても力は出してくれると思います。テンションは相変わらず高めですが、カイバはだいぶ食べられるようになってきました。馬体重460キロとなかなか増えませんが、現状でも細くは見せません。マリリンのこの時期よりも馬はこちらの方がしっかりとしていると思いますよ。来週12日（火）には札幌競馬場へ向けて美浦を出発の予定です」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、デビュー戦は、8月24日、札幌日曜5R芝2000mを横山武騎手で予定しています。

2025年7月31日(木) 

デビューへ向けて追い切りを重ねているウインベルチェーロは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。津村騎手が騎乗し、障害オープンのドゥラモンドを追走します。コーナーではインから相手に迫り、直線では軽く促される場面もありましたが、最後は手綱を抑えて併入ゴールとなっていました。時計は5F68秒1、ラスト1F11秒8でした。
手塚調教師は「欲を言えばもっと楽にペースアップできればというところでしたが、相手は平地で3勝クラスの馬ですし、その相手に最後はまだ余裕もあったほどですからね。やっぱり能力は高い馬です。ただ、先週コースでしっかりと追い切った後、カイバ食いが落ちましたし、テンションも上がってきたんです。馬体重がなかなか増えてきませんし、現状はフレームのわりに細身に見えます。それでも、マリリンもこの時期は相当細身でしたし、血統的に良くなるのはこれからでしょう。走りもマリリンに似ていますし、チャカつき気味に歩いているのもそっくりです。現状の完成度としては高くはないですが、動きは水準ですし、このままデビューまで持っていけると思います」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、デビュー戦は、8月24日、札幌日曜5R芝2000mを横山武騎手とのコンビで予定しています。

2025年7月24日(木) 

デビューを目指し調整を進めているウインベルチェーロは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。嶋田騎手が騎乗し、古馬2勝クラスのペッレグリーニを追走します。コーナーではインから迫り、直線での併せ馬となると、手応え劣勢になりましたが、最後まで格上に食らいつき、併入ゴールとなっています。時計は5F66秒5、ラスト1F11秒7でした。
手塚調教師は「ジョッキーが乗っていたのもありますが、時計も優秀ですし、想像以上に動いてくれました。マリリンやスティーガのように遅いペースのところでは首を下げて走っていますが、これはこの血統特有のものです。ペースが上がれば姿勢が起きてきますし、今日は最後まで頑張ってくれました。まだこれからの馬ですが、この動きなら夏のデビューも問題ないでしょう。素質を感じる馬で来年には大きいところを狙いたいので、早めに賞金を加算させておきたいという思いです。来週の追い切りの感じで、デビュー戦を決められたらと思っています」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。